リチウムイオン電池リユースに関するセミナーのご紹介
近年、リチウムイオン電池(LIB)のリユースに関心が高まっています。それに伴い、リユース電池の性能評価や劣化診断が重要とされています。本記事では、2025年6月16日に開催されるセミナー「リチウムイオン電池のリユースに向けた劣化診断技術」についてご紹介します。
セミナーの概要
このセミナーは、リチウムイオン電池の劣化診断技術を専門とする、有馬理仁氏(大和製罐㈱ エネルギーソリューション開発室の開発リーダー、博士(工学))を講師に迎え、ZOOMを用いたライブ配信形式で行われます。参加者は13:30から16:30までの約3時間、リチウムイオン電池の基本的な知識から劣化診断技術まで幅広く学ぶことができます。
参加費用は一般44,000円(税込)、メルマガ登録者39,600円(税込)、アカデミック価格は26,400円(税込)です。価格には関連資料が含まれています。参加希望者は、シーエムシー・リサーチのウェブサイトから申し込むことができます。
セミナー内容
参加者は、以下のような知識を得ることができます:
- - リチウムイオン電池の基礎知識
- - 劣化の症状とその影響
- - 残量推定や劣化診断に関する体系的な知識
- - 効率劣化診断の手法
セミナー対象者
このセミナーは、リチウムイオン電池や全固体リチウムイオン電池、さらにマイクログリッドに関連する研究開発や事業開発、品質保証に従事している方々を対象としています。特に、リユースを検討している方には必見です。
プログラム内容
セミナーでは次のような内容が扱われます:
1. 脱炭素化に向けた蓄電池の役割と課題
2. リチウムイオン電池の性能と評価試験
3. 劣化の現象と診断技術
4. 効率劣化診断による群制御の最適化
5. 全固体電池の特性とマイクログリッドへの応用
講師プロフィール
有馬理仁氏は、東京工業大学で生命理工学を学び、博士号を取得後、大和製罐㈱に入社。蓄電池の評価試験や劣化診断の研究に従事し、特に近年ではマイクログリッドの研究に注力しています。多くの学会にも所属し、関連著書も執筆されています。
参加方法
申し込みはシーエムシー・リサーチのセミナー一覧から行うことができ、受講者には後日視聴用URLが送付されます。録音や録画は固く禁止されていますのでご注意ください。
リチウムイオン電池の未来やリユースの可能性に対する理解を深める絶好の機会となりますので、ぜひご参加ください。詳細と申し込みは
こちらからどうぞ。