MomentumとCARTA ZERO、デジタル広告の信頼性向上へ向けての強力な提携を発表

MomentumとCARTA ZEROが提携

東京都港区に本社を置くMomentum株式会社は、同じく港区に本社を構える株式会社CARTA ZEROと提携し、「ACP Safe Display Ads」パートナーに認定されたことを発表しました。この取り組みは、デジタル広告のアドベリフィケーションを強化し、安全で信頼性の高い広告環境を実現することを目指しています。

デジタル広告に求められる透明性

2023年6月9日、総務省が発表した「デジタル広告の適正かつ効果的な配信に向けた広告主等向けガイダンス」では、デジタル広告の透明性が重要な課題として明記されました。不正広告やブランドセーフティの問題が残る中、業界全体として具体的な対策が求められています。特に、広告主にとっては投資対効果を最大限に引き出すため、信頼できる広告配信が欠かせません。

CARTA ZEROの取り組み

CARTA ZEROは、Momentumの「HYTRA DASHBOARD」の資源を用いてリスク対策を強化し、「ACP Safe Display Ads」の認定を受けました。この認定により、CARTA ZEROが広告主にとって信頼のおけるパートナーであることが証明され、ブランド保護やリスク管理における強固な立ち位置を確立しました。さらに、CARTA ZEROは定期的な勉強会を通じて最新情報を積極的にインプットし、業界における競争力を高めています。

HYTRA DASHBOARDの概要

CARTA ZEROが活用する「HYTRA DASHBOARD」は、広告配信の安全性を向上させるためのツールです。このダッシュボードは、不適切な広告配信を防ぐためのブロックリストやセーフリストを提供します。具体的には、Web Unsafe List、App Unsafe List、YouTube向けのChannel Safe Listなどがあります。

このシステムでは、機械的な判定に加え、専門のスタッフによる目視チェックを行い、リストの精度を確保しています。これにより、ブランド毀損やアドフラウドといったリスクを大幅に軽減することが可能です。また、運用コストの削減にも貢献しています。

CARTA ZEROについて

CARTA ZEROは、データ、技術、人の力を組み合わせ、顧客の成長をサポートするデジタルマーケティング企業です。広告主のニーズに応じたマーケティング戦略を構築し、課題解決を図ることで、持続的な成長を実現しようとしています。現代の広告界において、信頼性の高い情報を基にしたマーケティング支援が不可欠です。

同社は2011年4月に設立され、代表の宇佐美進典氏が率いるこの企業は、東京都港区の虎ノ門ヒルズステーションタワーに拠点を置き、日々デジタル化が進む社会において重要な役割を果たしています。

Momentum株式会社について

Momentumは、言語解析技術と独自のデータを活用したアドフラウド検知技術を基に、広告業界の健全化に貢献するアドベリフィケーションソリューションカンパニーです。数多くの広告代理店や広告プラットフォームと連携し、「無価値な広告をゼロにする」というミッションに基づき、透明性のある広告市場の形成に貢献しています。

このようにMomentumとCARTA ZEROの提携は、デジタル広告業界の信頼性を一層高める重要な一歩です。今後もこの取り組みを追い続け、進化するデジタル広告環境の中で新たな価値を創出していくことに期待が寄せられています。