露の団姫が改名!露の五九洛として新たな一歩
落語の世界で二刀流を貫く女性落語家、露の団姫(つゆのまるこ)が、2025年12月13日(土)に「露の五九洛(つゆのごくらく)」に改名します。この改名を機に、彼女は古典落語と自作の仏教落語をさらに推進し、2026年5月23日(土)には大阪・ドーンセンターで改名記念落語会を開催することが決定しています。
二刀流の魅力
露の五九洛は、古典落語の魅力と仏教の教えを融合させたスタイルで、その存在を際立たせています。彼女は、天台宗道心寺の住職としても活動しており、まさに「二刀流」と呼べる立場を確立しています。落語と仏教の世界を同時にご覧いただける機会は、他ではなかなか得られない体験です。
改名の背景
改名のきっかけは、2025年10月に師匠である露の団四郎が「三代目 露の五郎」の名を襲名したことです。この出来事が、露の五九洛に新たなインスピレーションを与え、「ご」という言葉から「ごくらく」というネーミングが浮かび上がりました。彼女自身も「大谷選手の活躍に励まされた」と語り、周囲の期待を背に自信を持って改名に踏み切ったようです。
落語会の詳細
改名記念の落語会は、2026年5月23日(土)の13時から、大阪のドーンセンター7階ホールで行われます。出演者には師匠の露の五郎はもちろん、鈴々舎馬るこや桂三四郎、桂ぽんぽ娘、豊来家大治朗など、豪華な顔ぶれが揃います。前売り料金は3,000円、当日は3,500円で全席指定のスタイルです。ファンにとっては見逃せないイベントです。なお、チケットの予約は株式会社七福神にて受け付けており、詳細は公式サイトで確認できます。
露の五九洛のプロフィール
露の五九洛は2005年に三代目露の五郎に入門し、内弟子修業を経て独立。彼女の舞台は天満天神繁昌亭などの寄席から始まり、様々なメディアで活躍しています。また、2011年には天台宗で出家し、修行を終えて正式な僧侶となりました。自身が建立した天台宗道心寺を拠点に、古典落語や仏教に関連する作品の発表などを行っています。
受賞歴とメディア出演
露の五九洛は、第6回繁昌亭輝き賞や第54回なにわ藝術祭新人賞を受賞するなど、その業績も評価されています。テレビ朝日の『ぶっちゃけ寺』やNHKの『所さん!事件ですよ』、さらには『落語でブッダ』など、多くの人気番組に出演し、幅広いファン層を持っています。また、書籍も複数出版しており、自身の経験を元にした内容で、多くの読者に支持されています。
改名を機に、さらなる高みを目指している露の五九洛の今後の動向から目が離せません。ファンの皆さんは、ぜひ改名記念落語会に足を運んで、彼女の新しい一面を感じてみてはいかがでしょうか。