自分らしさを探求する第4回アートコンテスト、受賞作品が決定!
三菱鉛筆株式会社が主催した第4回アートコンテストには、「自分らしさ」をテーマにした149点の作品が応募されました。これらの作品は、障がい者自立推進機構(パラリンアート)との協力の下で、全ての人が持つユニークな個性を表現する機会を提供しています。
コンテストの概要
参加者には自由に「自分らしさ」を描いてもらい、審査は三菱鉛筆の社員によって行われました。審査基準は、応募作品の表現力と、その表現に対する作者の思いを含めた総合評価です。今回は、最優秀賞1作品、優秀賞2作品、POSCA賞、EMOTT賞、uni賞と多くの賞が設けられました。
受賞作品の紹介
最優秀賞
田尻はじめさんの「ダンディー酒井」
田尻さんは、人生の複雑さを描きながらも、絵を通じて自由な自己表現を追求しました。彼の作品は、自己を振り返る中で見出された「悪くない人生」を象徴しています。
優秀賞
Anemoさんの「月夜とすすき」
Anemoさんは、睡眠・覚醒障害を抱えつつも、夜の美しさを描きました。彼女の作品は、自分の障害と向き合いながらも、その中での強さを表現したものです。
レイさんの「自分らしさ」
レイさんは、自分の心の波を「海」にたとえ、心の状態を映す作品となりました。逆転させることのできるこの作品は、どの角度からも楽しさを見出すことができます。
POSCA賞
以下の作品も選ばれました。
- - yuikoさんの「自分色」
- - カミジョウミカさんの「自分らしさはこれだ」
- - いちごさんの「ゆっくり進む」
- - tomokoさんの「一番すきな絵を描いてごらん」
- - Emilieさんの「あしあと」
このように、作家の独自の視点や思いが込められた作品が多数生まれ、多彩な表現が会場を彩りました。
今後の展望
逢いに行けなくなったアーティストたちが、自らの表現を通じて社会とのつながりを感じる機会を創出し続けること。これが三菱鉛筆とパラリンアートの目指すビジョンです。特に、アートを通じた経済的自立の支援は、より多くの人にそのチャンスを提供することに寄与しています。
このコンテストを通じて、心の声をアートとして昇華させたすべての出展者にエールを送りたいと思います。今後も彼らの活動から目が離せません。また、詳しい作品は
こちらの公式サイトで確認できます。