画期的なデータセンター「Mega Power DC」発表
株式会社パワーエックスが、新たなコンテナデータセンター「Mega Power DC」を商品化しました。これは、同社が蓄電システムの開発・製造で培った技術を駆使し、サーバーや電源、冷却装置、さらには大容量の蓄電システムをコンテナ内に一体化したものです。これにより、従来のデータセンターと比較して工期とコストを大幅に削減することが可能となり、規模の拡張にも柔軟に対応できます。
コンテナデータセンターの特長
「Mega Power DC」は、10フィートコンテナを基盤とし、業界標準の42Uラックを最大6基まで収容することができます。この高い拡張性により、GPUなどの演算装置を効率的に配置でき、変動する需要に応じた運用が可能です。また、オプションとしてリン酸鉄リチウムイオン電池セルを用いた最大800kWhの蓄電システムを追加することで、BCP(事業継続計画)電源としての機能も果たします。
短期間での導入が実現
建物型のデータセンターとは異なり、大規模な建築工事を必要としないため、短期間で導入が可能です。パワーエックスの試算によれば、導入コストを約25%抑えつつ、運転開始までの期間を約4〜5年から約1年に短縮できる見込みです。これにより、投資の回収を早め、企業の成長をサポートすることが期待されます。
柔軟な配置とニーズへの対応
コンテナというパッケージングの特性により、限られた敷地内での柔軟な配置が可能です。このため、1台から複数台の連結まで、クライアントのニーズに応じたカスタマイズが容易になっています。さらに、GPUやCPU、配線装置に関しても、顧客要件に基づいて設計し、製品として出荷することができます。
さらなるパートナーシップの構築
パワーエックスは、2027年からの量産開始に向け、製品導入に関心のある企業や事業パートナーを募集しています。そして、株式会社インターネットイニシアティブとの間で、大型蓄電システム及びコンテナデータセンターの活用を実現するための協業検討に関する覚書を締結しました。これにより、電力とデジタルインフラの底上げを図り、さらなる成長を目指します。
エネルギー自給率向上への貢献
このような新しいデータセンターの構築は、AI時代に伴う演算需要の急激な拡大に対して、日本国内でのインフラ整備が急務とされる中で大きな意味を持っています。さまざまなパートナーシップを通じて、パワーエックスは電力インフラの整備と演算基盤の拡大を進めていく方針です。これにより、我が国のエネルギー自給率向上と、堅牢な社会インフラの構築に寄与していくことが期待されています。
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Mega Power DCについて
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