体験型上映イベント「Eau de Cinéma」の魅力
2025年5月25日、代官山のTheater GUILDで行われる映画と香りが融合した新感覚の体験型上映イベント「Eau de Cinéma」。本イベントは、映画を単なる視覚だけのものではなく、香りを通じて五感全体で楽しむことを目指して作られています。
主催するのは、学生が中心となって活動している映画レーベル「Label Betty」。このプロジェクトは、未来創造拠点「100BANCH」にて、若い世代とともに新たな価値を創造することを目指しています。映画と香水、二つのアートが交わるこのイベントは、映画体験の新しい形といえるでしょう。
映画と香りの相互作用
「Eau de Cinéma」では、岡田詩歌監督の短編映画2本が上映されます。映画を観る前に用意された香水を嗅ぎ、映画を観ることで、視覚だけではなく、香りによって感情や記憶をさらに刺激します。この体験は、観客が単に映画を観るのではなく、作品と深く関わることを可能にします。観客は映画の後、香水を体験する時間が設けられており、その後再び同じ映画を観ることになります。それにより、作品と香りがどのようにリンクしているかを感じることができます。
魅力的な上映作品
上映される映画は、以下の2本です。
- - 『Journey to the 母性の目覚め』(2021年)
14歳の女子高生が突然“母性”に目覚め、10年の時を経てその感情が本当に母性なのかを探る旅を描いた作品。
- - 『ワンダフル千鳥足 in wonderland』(2019年)
失恋をきっかけに、酔いながらも家まで帰る途中の心の葛藤と街の風景を描いたショートフィルム。
この二つの作品は、岡田監督が手掛けただけあって、しっかりとした物語性と感情の深みがあります。
トークセッションとインタラクティブワークショップ
映画鑑賞だけではなく、イベントの中では岡田監督によるトークセッションも開催されます。このセッションでは、制作過程や香りをどのように映画に活かしたかといった、貴重な裏話を聞くことができます。
また、観客が自分自身の香水に名前をつけて持ち帰ることのできるワークもあり、参加者自身がストーリーの一部となることができます。
参加方法とイベント詳細
「Eau de Cinéma」としての特別な体験を心ゆくまで楽しむためには、事前の予約が必要です。
イベント概要:
- - 名前: Eau de Cinéma
- - 日時: 2025年5月25日(日)14:00~16:00(開場13:45)
- - 会場: Theater GUILD
- - 料金: 3,000円(税込、香水付き)
- - 予約方法: 事前予約制、当日券はなし。
- - 定員: 60名
予約はPeatixのページで受け付けています。香りとともに映画を体験するこのUniqueなイベントに、ぜひご参加ください。
最後に
「Eau de Cinéma」は、映画と香りが交わることで、観客の感情に深く訴える新たなアプローチ。未来の映画体験を一緒に探求していく旅に、あなたも参加してみませんか?