未来を選ぶ力
2026-04-06 13:50:27

未来を選ぶ力を育む金融教育プログラムが始動!

未来を選ぶ力を育む金融教育プログラムが始動!



日本金融教育支援機構は、困難な環境にある子どもたちに向けた『未来を選び取る力』を育む金融教育実践型プログラムを開始します。この取り組みは、社会的養護のもとで暮らす子どもたちや、経済的に困難な家庭の子どもたちを対象としており、ロート子どもの夢基金からの助成によって実現しました。

背景にある社会的課題



近年、社会的養護を受ける子どもたちはさまざまな進学や就労の選択をする際、十分な金融知識や判断基準を持たないまま決断を迫られることが多くなっています。特に、児童養護施設を退所した後の子どもたちは、自立生活を求められる中で、金銭管理や社会制度に関する知識を学ぶ機会が極めて限られています。このような状況は、生活の不安定化や金銭トラブルのリスクを高め、さらには貧困の連鎖を引き起こす可能性も指摘されています。

従来の支援が主に生活や就労サポートに偏っている中、お金に関する判断力を育む機会が不足している問題を解消する必要があります。そこで、この金融教育プログラムを設けることにしました。

プログラムの概要



このプログラムは、社会的養護を受けている中高生を対象とし、金融教育講座と動画制作ワークショップを組み合わせた実践型の内容です。金融知識の習得だけでなく、学びを自ら表現する機会を提供していきます。プログラムの軸となるのは、当機構が定めた「お金の8つの力」、つまり『使う・稼ぐ・納める・貯める・備える・贈る・借りる・増やす』です。これらを通じて、実生活に即した金融リテラシーの向上を目指します。

実施概要


  • - 対象: 児童養護施設や自立援助ホームに通う中高生
  • - 実施地域: 全国3地域
  • - 参加人数: 約60名
  • - 実施期間: 2026年4月〜2027年3月

プログラム内容

  • - 金融講座:全8回(オンライン・対面ハイブリッド形式)
  • - 1分動画制作ワークショップ(学びのアウトプット機会)
  • - 学習成果の可視化(評価指標設計・アンケート実施)
  • - フォローアップ講座及び成果報告会を実施・開催

本事業の特徴と期待される成果



このプログラムは、金融教育を単なる知識の提供に留まらず、子どもたちの「人生の選択肢を広げる力」と位置付けています。知識のインプットだけでなく、動画制作によるアウトプットを通じて、自らの生活に結びつける実践的な体験を重視しています。このように、参加者を“支援される存在”から“担い手”に変えることを重視し、彼らが周囲に影響を与える存在となることを目指しています。

プログラムの参加者には、以下のような成果が期待されます。
  • - お金や進路に関する判断を「自分ごと」と捉えることができるようになる。
  • - 将来に対する不安が軽減し、主体的な意思決定ができるようになる。
  • - 必要な情報を収集し、相談できる行動をとれるようになる。

さらに、このプログラムで得られた成果を基に、全国展開への制度化も目指しています。

事業責任者のメッセージ



この度、ロート子どもの夢基金の助成事業に選ばれたことに感謝します。金融教育こそが、子どもたちに未来を選ぶ力を与える最も根本的な要素だと考えています。家庭の経済的事情により選択肢が狭まっている子どもたちにこそ、金融教育が必要です。これは、単なる知識に留まらず、人生を切り拓くための力そのものです。

未来を選ぶ力を育むため、金融教育プログラムを通じて、困難な状況に置かれているすべての子どもたちに、自分の道を歩む力を身に付けてほしいと考えています。これからも、どんな環境にいても自ら未来を選べる社会の実現に向けて、努めてまいります。


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