日野第一中学校が地域と共に日野用水の環境保全活動を実施
日野第一中学校が日野用水の清掃活動を実施
7月10日(木)、日野第一中学校と地域市民団体の「日野宿発見隊」が協力して、日野用水の清掃作業を行います。この活動は、地域の宝である日野用水の保全と美化を目指して行われ、2016年から続けられています。
日野用水の歴史
日野用水は、江戸時代の永禄10年(1567年)に開削され、多摩川から取水されています。これにより、455年以上もの長い間、地域の水田を潤し続けてきました。特に、日野の田畑は「多摩の米蔵」とも称され、この水の恩恵を受けてきました。また、幕末にはリーダーたちが活動する新選組を支える財力も日野用水なくしては語れません。日野は、歴史的に重要な水源地であり、その文化資産は今も地域住民に親しまれています。
現在の状況
今では、日野用水の周辺に水田が少なくなってきたものの、多くの生き物がこの水辺に棲みついています。時には、清流を泳ぐ鮎の姿も見かけられ、地域住民にとっては癒しの場として魅力的な存在です。放置されることなく、清潔な環境を保つことが地域全体にとって重要です。
清掃活動の意義
この清掃活動は、日野第一中学校の生徒たちと地域の人々が一緒になって、環境問題に関心を持ち、地域の資源を大切にする意識を高めることを目的としています。地域が一丸となって取り組むことで、日野用水の重要性を再確認し、その魅力を後世へ引き継いでいくことが期待されています。
参加者は、午後2時から日野第一中学校(住所: 日野本町7-7-7)に集合し、校内および周辺の日野用水の清掃を行います。地域住民の方々や学生たちとともに、賑やかな雰囲気での活動を楽しみながら、環境保全に貢献できる機会です。
参加方法
清掃活動は参加無料で、事前の申し込みは不要です。興味がある方は、当日直接会場にお越しください。多くの皆さんの参加をお待ちしています。日野用水をきれいに保ちながら、地域を愛する心を育んでいきましょう。
詳しい情報は、日野第一中学校の公式ウェブサイトや日野宿発見隊のページをご覧ください。地域の力を合わせて、日野の未来を明るいものにしていきましょう。