インバウンド市場を支援するPEPPER LIKESの新しいプラットフォーム登場

株式会社LIFE PEPPERが手掛ける、海外インフルエンサーと日本企業のPRマッチングプラットフォーム「PEPPER LIKES」が、2023年11月1日にサイトをリニューアルし、ビジネス支援の強化を図ります。これにより、国内企業のインバウンドおよびアウトバウンドマーケティングのニーズに応える新たな機能が加わります。

PEPPER LIKESの特長と新たな取り組み

PEPPER LIKESは、世界30か国以上、30,000名以上の登録インフルエンサーを擁する国内最大規模のPRマッチングプラットフォーム。マイクロインフルエンサーからトップインフルエンサーまで、多様な層のインフルエンサーが登録されており、日本国内のみならず、海外でのプロモーションにも対応しています。日本語に特化し、InstagramやYouTubeをはじめ、中国のRED、韓国のNAVERといった地域特有のSNSでも展開しています。

新しくリニューアルされたプラットフォームでは、インフルエンサーのキャスティングや応募案件への対応が格段に向上しました。これにより、事業者は複雑なコミュニケーションや管理から解放され、直感的で使いやすいサイトを通じて、必要なインフルエンサーとのマッチングを簡単に行えます。この機能の追加により、事業者はより迅速にインバウンド市場へのアプローチを実現できます。

経済背景と市場の変化

日本国内の経済状況は厳しさを増し、高齢者の増加や人口減少が影響し、2030年には国内市場が約115兆円に縮小する見通しです。一方で、インバウンド市場は急成長を遂げています。日本政府観光局（JNTO）の統計によると、訪日外国人の数は2025年には過去最高を記録する見込みです。このような状況下で、PEPPER LIKESは重要な役割を果たすことが期待されています。

インバウンドおよびアウトバウンドの両方において、PEPPER LIKESは企業が新たな顧客を見つける手助けをし、自社の信頼性を高め、日本経済全体の活性化に寄与することを目指しています。

具体的なソリューションと事例

PEPPER LIKESでは、インバウンドやアウトバウンドに特化した複数のソリューションを提供しています。例えば、インバウンドにおいては、訪日外国人を対象とした飲食店や宿泊施設が、無償で製品やサービスを提供しそのプロモーションをインフルエンサーに依頼する手法が効果的です。これにより、SNS上での話題作りや口コミを促進し、集客数を大幅に伸ばすことが可能です。

実際に、株式会社KADOKAWAがPEPPER LIKESを活用して毎月20〜30件の応募で100名以上のインフルエンサーを起用し、欧米圏へのリーチを増やしました。このアプローチにより、自社の「サクラタウン」の認知度を高めることができた例もあります。

アウトバウンドの事例としては、ある化粧品会社がPEPPER LIKESを活用し、海外での認知度を前年比150%向上させた実績があります。また、台湾市場においては、通常の広告に比べてコンバージョン率を2.5倍に引き上げることにも成功しています。

今後の展望

PEPPER LIKESは、デジタルマーケティングを通じて事業者様のサービスや商品の知名度を向上させ、消費者の来訪や購買につなげる取り組みを続けていきます。訪日旅行客の新たな体験や期待を生み出すことで、再来訪を促す観光戦略を練っていく一方、アウトバウンドでは国際市場への進出をサポートし、持続可能な経済活動を支援していきます。今後もPEPPER LIKESが事業者様の成長をサポートする姿勢は変わらないでしょう。