大阪市に新たにオープンするクロワッサン専門店「CREER」！地域活性化を目指す空き家再生プロジェクト

大阪市福島区に新たなパン屋「CREER」がオープン

2025年1月17日、大阪市福島区に新たにオープンするパン屋「CREER (クレエ)」が期待されています。この店舗は、株式会社ジェクトワンが展開する空き家事業「アキサポ」によって生まれ変わったもので、地域貢献を目的にした取り組みの一環です。これまで空き家問題が深刻化する中で、株式会社毎日新聞社と協業し、既存の不動産を利活用する新たな試みが実現しました。

「CREER」は空き家の再生から誕生

「アキサポ」において、ジェクトワンは以前にも新宿区にある空き家をシェアハウスや飲食店にリノベーションする事業を展開してきましたが、今回のパン屋のオープンは関西エリアにおける新たな試みとなります。本物件は築36年の店舗を改装し、地域の人々にとって居心地の良い場所を提供することを目指しています。

「CREER」は、クロワッサン専門店として約40種類のこだわりのクロワッサンを販売する予定であり、特に毎日新聞社が地域貢献を望む気持ちから、この店舗が選ばれた背景があります。オープン前から多くの期待が寄せられているのも頷けます。

店舗のリノベーション

店舗のリノベーションでは、1階部分に厨房を設置するための工事に力を入れ、使い勝手の良さを追求しました。また、2階と3階の居住スペースも内装を一新し、居心地の良い空間づくりが行われました。このように、店舗と住居の連携を意識した設計が施されています。

リノベーションのBefore/Afterを公開することで、訪れる人々に新しい空間の魅力を伝える機会にもなります。これにより、地域のコミュニケーションの場が新たに生み出され、お店が地域にとっての大切な存在となることを期待しています。

地域貢献と空き家問題の解決に向けて

「アキサポ」は、空き家問題に悩む所有者に対して、リノベーションを通じて物件の価値を高める選択肢を提供しています。この取り組みは、ただの不動産開発に留まらず、地域の活性化を支えるコミュニティの形成へとつながっています。実際に、これまでに全国で450件以上の空き家を解決に導いてきた実績があります。

ジェクトワンの今後の展望

今後、ジェクトワンは空き家活用の選択肢をさらに広げていく予定です。物件を所有したままリノベーションできる「アキサポ」スキームは、維持費や管理工数の削減を考える企業にも好評を得ており、地域のニーズに合わせた柔軟な提案を行っています。

地域に密着した事業を通じて、ジェクトワンは今後もさらなる地域貢献を目指し、新たな空き家活用の可能性を模索し続けます。私たちの生活空間や地域に新しい価値を生み出す取り組みが、どのような形で進化していくのか、今後の動向に注目です。