切り抜き動画が広告媒体に変身！新しいプロモーションモデルを提供開始

切り抜き動画が広告媒体に進化

株式会社CLIPが発表した新機能により、切り抜き動画がスポンサー広告を直接組み込むことが可能になりました。これによって、動画そのものが有力な広告媒体として機能する新しいモデルが確立されます。特に、視覚的訴求が難しかった媒体でも、切り抜き動画を通じて新たな広告手法が導入されました。

背景：切り抜き動画の進化

現在、切り抜き動画はコンテンツ配信の重要なチャネルとして利用されています。視聴者の心を掴む瞬間に、スポンサー情報を自然に埋め込む仕組みが開発されたことにより、視聴完了率や拡散性が向上しました。この新しい広告モデルは、単に広告を流すのではなく、観客の興味を引くコンテンツ内に組み込むことによって、より強力な影響を与えることができるのです。

本機能の特長

切り抜き動画内に違和感なくスポンサー情報を実装できる複数の方法が用意されています。例えば、冒頭数秒でスポンサー紹介を行ったり、動画のエンディングで提供表示をするフロントやエンドロール、動画下部にロゴを常時表示するブランディング手法、編集されたテロップに連動した商品名挿入という手法です。これにより、視聴者は広告をテレビCMのように感じるのではなく、コンテンツの一部として受け取ることができます。

新聞やラジオメディアへの影響

従来は音声や文字が主体であった新聞やラジオにおいて、切り抜き動画は視覚的訴求を可能にします。商品デザインやブランドイメージを視覚的に訴えかけられるようになり、視聴者に直感的な理解を促すことができます。また、リアルメディアとの統合プロモーションを可能にすることで、より多様なアプローチができるようになります。

期待される効果

視聴者が自発的に拡散したくなるような「名シーン」に広告が組み込まれるため、従来の広告手法にはなかった持続的な露出が期待されます。切り抜き動画が単なるファンコンテンツから、広告流通の基盤へと進化する未来が見えてきました。今後は、再生数保証型のモデルや、地域や案件に応じた広告出し分け、スポンサー情報の自動差し替え機能といった新たな機能も予定されています。

代表コメント

株式会社CLIPの代表取締役山本真司さんは、「切り抜き動画はもはや二次コンテンツではなく、広告として直接機能するメディアになりました。これにより、今まで難しかったビジュアル訴求が可能となることは、広告の概念自体を大きく変える転機だと考えています」と述べています。

会社概要

株式会社CLIPは、AIを活用した次世代のコンテンツプラットフォームを提供しています。YouTubeやTwitchの動画、さらにはラジオ音声、漫画、写真、新聞といった様々なフォーマットのコンテンツから見どころを抽出し、自動的に切り抜いて提供。多様なIPの流通とその価値を最大化することを目指した新たな広告流通インフラを構築しています。また、IPに関わる権利処理や収益分配も一元化し、今後も様々なコンテンツ体験を通じて新たな価値創造に貢献していく予定です。

詳しい情報はCLIPの公式サイトをチェックしてみてください。