MIRARTHエナジーソリューションズが札幌市と再生可能エネルギー供給契約を締結

MIRARTHエナジーソリューションズと札幌市の新たな協力

MIRARTHエナジーソリューションズ株式会社（以下、MES）は、札幌市との間で再生可能エネルギー供給契約を結びました。この契約の鍵となるのは、円山動物園内に設置された太陽光発電所から発電された電力を供給するという仕組みです。

札幌市における環境への取り組み

札幌市は、2050年までにカーボンニュートラルを実現するために「札幌市気候変動対策行動計画」を策定し、多様な取り組みを強化しています。その一環として、再生可能エネルギーの利用拡大や、ゼロエネルギー住宅・建物の普及を進めています。この新たな電力供給契約は、こうした市のビジョンにも寄与するもので、新しいエコシステムの一部を形成していくことが期待されています。特に、札幌市が展開する2030年の温室効果ガス排出量55%削減という目標に向けた取り組みは見逃せません。

エコロジー×エンターテイメント

円山動物園は、観光名所でもあるため、多くの市民や観光客が訪れる場所です。そこに設置された49.5kWの太陽光発電システムは、動物園内のカバ・ライオン館に電力を供給します。これにより、訪れた方々に再生可能エネルギーの重要性を感じてもらえる素晴らしい機会となります。動物園の来園者にとって、自然エネルギーの利用を目の当たりにすることで、環境保護の意義を実感できる場になるでしょう。

MIRARTHホールディングスの持続可能なビジョン

MIRARTHホールディングスは、「サステナブルな環境をデザインする力で、人と地球の未来を幸せにする。」という理念を掲げ、エネルギー事業や住宅供給を通じて、社会課題の解決を追求しています。2013年からエネルギー事業に取り組み始め、現在はメガソーラー、バイオマス、風力など多岐にわたる再生可能エネルギーに関与。今回の契約もその一環として位置づけられています。

未来のビジョン

さらに、MESは事業拡大を目指し、2024年にはカンボジアに現地法人を設立し、カシューナッツを用いたバイオマス燃料化にも取り組む予定です。これにより、地域社会との共生を図りながら、環境負荷の軽減を目指していきます。温室効果ガス排出量削減に向けた長期目標として、2030年度までに45%の減少、そして2050年度までにネットゼロを掲げ、企業としての責任を果たす努力を続けています。