神戸の新たなスポーツ拠点「GLION ARENA KOBE」開業、通信環境も整備

神戸の新しいランドマーク「GLION ARENA KOBE」

2025年4月、兵庫県神戸市に新たな多目的アリーナ「GLION ARENA KOBE」が開業します。このアリーナは約2万3,700㎡の敷地に加え、約3万2,200㎡の延床面積を備えた地上7階建ての施設です。約1万人を収容する能力を持ち、プロバスケットボールリーグ「B.LEAGUE」に所属する「神戸ストークス」のホームアリーナともなります。館内には、日本のアリーナとしては最大規模のLEDビジョンが設置されており、屋内スポーツイベントや音楽ライブ、展示会など、さまざまな催しが行われる予定です。

JTOWERによる通信環境の優位性

通信システムのシェアリング事業を展開する株式会社JTOWERは、このプロジェクトに参加し、インフラシェアリングを活用した通信環境の整備を行います。これにより、GLION ARENA KOBE全体にわたり、4Gおよび5Gの通信環境が同時に実現されます。キャリアごとの通信設備を一本化することで、省スペースかつ省電力なネットワークが構築され、環境への配慮も行われています。

開業に向けた整備が進む中、JTOWERのインフラシェアリングは、顧客体験の向上に大いに寄与するでしょう。2014年から提供を開始した屋内インフラシェアリング・ソリューションでは、商業施設やオフィスビル、行政施設など多岐にわたる施設への導入が積極的に進められています。運用費用の削減や設備投資の軽減が実現し、携帯ユーザーの満足度向上にも貢献しています。

環境に優しい新しい方針

最近の取り組みでは、消費電力や資材の削減が実現され、環境保護にも寄与しています。特に大型建物では屋内での電波環境の整備が重要ですが、JTOWERのインフラシェアリングはその課題を解決し、ケーブルや機器の設置スペースを最小限に抑えることが可能です。これにより、不動産事業者や通信キャリア、さらには最終的なユーザーにとっても魅力的な利点がもたらされます。

「GLION ARENA KOBE」に期待される役割

「GLION ARENA KOBE」は、神戸市にとって新たな文化の発信地となることが期待されています。スポーツだけでなく、音楽やアートなどのイベントも活性化し、地域の経済にも寄与するでしょう。社会のデジタル化が進む中、JTOWERはこれまでに蓄積してきた技術と知見を生かし、「GLION ARENA KOBE」を通じた新たな価値創造を目指しています。

この多目的アリーナが実現することで、地元住民はもちろん、観光客やスポーツファンなど多くの人々がその魅力を体験する機会が広がります。今後も幅広いサービスの展開が進むことでしょう。そして、神戸市の新たなシンボルとしての位置づけが確立されることをも期待したいところです。