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アリス＝紗良・オットの新作アルバム『フィールド：ノクターン全集』が発表

ピアニストのアリス＝紗良・オットが新たにリリースするアルバム『フィールド：ノクターン全集』が、2024年2月7日（金）に発売されることが決定しました。彼女は、ドイツと日本の血を引く才能豊かなアーティストで、これまでにも数々の名盤を発表してきましたが、今作では特にジョン・フィールドの「ノクターン」に焦点を当てています。

フィールドとノクターンの魅力

ノクターンは、19世紀にアイルランドの作曲家ジョン・フィールドによって初めて確立された楽曲形式であり、主に夜の風景や感情を描写しています。ショパンを始めとする後の多くの作曲家に影響を与えたこのスタイルは、フィールドの独特な音楽性によって彩られています。

オットは、フィールドの18曲のノクターンを全て録音し、見事な表現力で音楽を届けます。このアルバム制作を通して、彼女はフィールドに深い感銘を受け、その美しさと優美さをリスナーと共有したいと話しています。

録音と特典映像

アルバムは、最高音質のMQA-UHQ仕様の通常盤と、DVDに4つのミュージック・ビデオが収録された初回限定盤の2形態で登場します。特典映像は、アンドリュー・ステイプルズが監督を務めた作品で、その美しさが感じられる内容となっています。

2月7日22時からは、公式YouTubeチャンネルで「ノクターン 第2番 ハ短調」のミュージック・ビデオがプレミア公開され、オット本人がライヴ・チャットにも参加する予定です。また、2月16日には、画像配信サービス「ステージプラス」で、彼女が描くノクターンの世界観を楽しめる映像作品『NOCTURNES』が公開されます。

今後の予定

さらに、オットは2025年6月に日本ツアーを予定しており、仙台、東京、兵庫、名古屋の各都市で収録曲を中心とした演奏会を開くことを発表しています。このツアーでは、新作アルバムの内容を生で体感できる貴重な機会となります。

まとめ

『フィールド：ノクターン全集』は、アリス＝紗良・オットの音楽的な旅の新たな一歩を示す作品であり、彼女の深い音楽性と感情を豊かに表現した集大成です。フィールドの魅力を再発見できるこのアルバムのリリースを、ファンはもちろん新たなリスナーも楽しみにしていることでしょう。

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