新しい時代を切り拓く「Shadow Virtual ShinoV」
滋慶学園の総合専門学校、東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校(TSM)と東京デザインテクノロジーセンター専門学校(TECH.C.)が中心となり、革新的な教育IPプロジェクト「Shadow Virtual ShinoV(シャドウバーチャルシノブイ)」が始まりました。このプロジェクトはAI、音楽、デジタルアート、バーチャルヒューマンの開発を融合させ、これからの社会を生き抜く力を育成することを目指しています。
プロジェクトのコンセプトと特徴
「Shadow Virtual ShinoV」は、生徒が各自の専門性と学びを活かしながら、オリジナルIPとしてのバーチャルアーティストを開発することに焦点を当てています。このプロジェクトでは、AIやビジネス、デザイン、デジタル、パフォーマンスといった多様な要素が組み合わさり、表現活動やクリエイティビティをより深く探求する機会を提供します。
このプロジェクトは「物事の裏側にある本質」を捉えることを目指し、日本の伝統や文化、自然を背景にしたストーリーが、音楽やダンス、デザイン、テクノロジーを通じて展開されます。AIテクノロジーの活用により、その作品世界を国外に発信し、感動と新たな表現方法を追求する挑戦が続きます。
主キャラクター「ray」
「Shadow Virtual ShinoV」には、注目のキャラクター「ray(レイ)」が登場します。彼女は18歳の女性で、170cmのスレンダーな体型を持つ忍者です。ハイテクマスクやスーツ、刀、手裏剣、マイクを装備し、東京デザインテクノロジーセンター専門学校の学生によってデザインされました。彼女は2045年の日本を舞台に、未来と伝統を融合させた独自の存在として描かれています。
音楽制作と振り付け
このプロジェクトのプレデビュー曲「逢魔ガ時(Magic Hour)」が今後リリースされます。曲は韓国の有名音楽プロデューサーである신요한 / Voradory氏が手掛けており、J-Popの新たな風を吹き込むことが期待されています。また、この楽曲の振り付けは東京スクールオブミュージック&ダンス専門学校の生徒が担当し、モーションキャプチャースタジオで制作したMVは2026年1月19日に公開予定です。
未来を切り拓く教育の場
二つの専門学校、TSMとTECH.C.はそれぞれ異なる分野から、学生たちが新しい可能性を追求し、自己の表現を深化させるための環境を整えています。TSMは音楽&エンターテインメントの即戦力を育成し、企業プロジェクトを通じた実践的な学びを促進。一方でTECH.C.はデザインとテクノロジーを融合し、創造力を活かした未来の人材を育てることを目指しています。この両校の協力により、次世代のアーティストたちが新たな表現の舞台で活躍することが期待されています。
終わりに
「Shadow Virtual ShinoV」は、AIとアート、文化の融合を通じて新たな可能性を探求する場となり、その成果は日本国内外の多くの人々に届くことでしょう。生徒たちは独自のインスピレーションをもとに、未来を形作る表現者として成長していくことが期待されます。私たちもその進展に期待し、注目していきたいと思います。