インドネシアの新たな息吹を届ける「Makin’ Indonesia」の誕生
2025年11月20日、「Makin’ Indonesia」がThe Moose Inc.により発表されました。この新しいメディアは、インドネシアの現状をリアルに伝えることを目指し、多様な視点からカウンターカルチャーや社会的変化、生活様式などを掘り下げます。
「Makin」とはインドネシア語で「ますます」や「より深く」を意味し、インドネシアにおける今の動きや文化をより深く知るためのメディウムとして機能します。本メディアを通じて、最新の社会現象や文化、そしてそこに住まう人々の声を届けていくのです。
現在進行形のカルチャーを描く
Makin’ Indonesiaでは、特に「SCENE」「PEOPLE」「TRADITION」という三つのカテゴリーに焦点を当てています。これにより、街の最前線で進行中の新しい動きや、社会の変革を体現する人々、伝統を受け継ぎながらも新たな形にアップデートする人々を紹介します。
1.
SCENE: 音楽、アート、ファッションなど、都市の最前線で起きるクリエイティブな動きを追いかけ、インドネシアの豊かな文化を掘り下げます。
2.
PEOPLE: 社会問題に取り組む若者や、さまざまな価値観を持つ人々にスポットを当て、彼らの声を多様な視点から伝えます。
3.
TRADITION: インドネシアの歴史や文化に根ざした営みを紹介し、それを現代にいかに活かしているのかを考察します。
個性的なアーティストが登場
初回特集には、インドネシアの新進気鋭のクリエイターが登場します。例えば、ジャカルタのイラストレーターArdneksは、アニメや音楽の影響を受けた独自のサイケデリックアートを展開し、国際的なプロジェクトにも参加しています。また、ビジュアルアーティストのArdhira Putraは、1980年代と1990年代の文化を一新させるスタイルで注目されています。彼の作品からは、懐かしさと新しさが交錯します。
さらに、インドネシアのコーヒー文化の発展を牽引するバリスタMuhammad Agaや、新世代のジャーナリストAlma Safitriも登場。彼らの視点を通じて、多くの変化が起こるインドネシアの状況を直に感じることができます。
限定商品も展開中
また、Makin’ Indonesiaのスタートを記念して、限定Tシャツの販売も行っています。アーティストのPopomangunが手掛けた特別ロゴをあしらったデザインで、インドネシアのエネルギーを感じさせるアイテムに仕上がっています。ぜひ、この機会にお求めください。
今後の展望
今後は動画シリーズや書籍、ポッドキャスト、イベントの開催など、多岐にわたるコンテンツ制作を予定しており、インドネシアの最新の動向を多角的に捉えるプロジェクトに展開していくそうです。日本を含む世界に向けて、インドネシアがどのように変わっていくのか、楽しみな未来が待っています。また、Makin’ Indonesiaは、既存の枠にとらわれることなく、インドネシアの多様性を尊重し、新たなカルチャーの形成を支援していく意志を持っています。
新たな時代の波に乗り、インドネシアの「いま」を感じてみませんか。これからの「Makin’ Indonesia」にご期待ください。