Elephant Gymが台湾初のフェンダーアーティストに！音楽の新たな旅路を共に

台湾のアーティストがフェンダーと提携

台湾が誇るインストゥルメンタル・ロックバンド、Elephant Gymがフェンダー・ミュージック株式会社とのアーティストパートナーシップを発表しました。この提携は、ベーシストのKT Chang（張凱婷）さんとギタリストのTell Chang（張凱翔）さんにとって、台湾出身アーティストとして初めての試みです。

フェンダーとの関係

フェンダーは音楽業界において多大な影響を持つ楽器メーカーで、アーティストの活動を支援することに力を入れています。創業者のレオ・フェンダーの言葉にあるように、アーティストに翼を与えることが彼らの使命です。これにより、KTさんとTellさんは、楽器や機材の提供、修理・メンテナンスなど、音楽活動における多様な側面でサポートを受けることができます。

Elephant Gymの背景

Elephant Gymは2012年に台湾・高雄で結成されたスリーピースバンドで、メンバーはベースとボーカルのKT Chang、ギターとキーボードのTell Chang、そしてドラマーのTu Chia-Chinの3人です。彼らは複雑なリズムとベースを中心に据えた独特のアンサンブルで広く認知され、多くの音楽ファンを魅了してきました。2013年にはデビューEP『BALANCE』を発表し、アジアや欧米の音楽フェスティバルに出演することで、ジャンルの壁を越えて多くのリスナーから評価されてきました。

グローバルな活躍

彼らの音楽は台湾国内に留まらず、国際的にも注目を浴びています。日本のフェスティバルでも数々のパフォーマンスを行い、高い人気を誇ります。各国の音源もリリースされ、2024年にはこの経験を踏まえたワールドツアーを行う予定です。

フェンダー・アーティストとしての新たな歩み

KT ChangさんとTell Changさんは、今回の提携について喜びを表明しています。Tellさんは「フェンダーのギターが私の人生に関わり、大切なパートナーになってくれた」とコメントし、自身のギターとの深い絆を語りました。KTさんも、彼らの音楽が多くのファンにインスピレーションを与えることを願っています。

エドワード・コール社長も、「KTさんのベースプレイはバンドに深みをもたらし、Tellさんのギタープレイは音楽をさらに豊かにしている」と称賛の言葉を寄せました。二人がフェンダーファミリーとして音楽シーンで飛躍することを期待している様子が伺えます。