新作ミュージカル『ミセン』が大阪にて初演を迎える！日韓のクリエイターが集結した心温まる物語

新作ミュージカル『ミセン』がついに開幕

2025年1月10日、待望の新作ミュージカル『ミセン』が大阪の新歌舞伎座で初演を迎えました。この作品は、韓国で社会現象を起こした人気のウェブコミック・WEBTOONを原作に、ホリプロと韓国のクリエイター陣が手を組み、世界初のオリジナルミュージカルとして生まれ変わりました。

ミュージカルの魅力

『ミセン』は、全ての世代が共感できるヒューマンドラマとして、観客の心に刺さる感動を提供します。物語の中心人物、チャン・グレを演じるのは若手俳優の前田公輝。彼は、この役に込めた思いを語りつつ、観客に深い感情を伝えます。物語は、囲碁を夢見ていた彼が会社員として働くことになり、仲間との絆や成長を描く内容です。

舞台の設定とキャラクター

物語の舞台は、大手貿易会社「ワン・インターナショナル」。チャン・グレは、特別なスキルやバックグラウンドを持たないまま、厳しい企業社会に挑むことになります。彼は、さまざまな個性を持つ同期たちや、情熱あるオ・サンシク課長（橋本じゅん）から多くのことを学びながら成長していきます。特に、企業内での温かい人間関係や葛藤がリアルに描かれ、多くの観客が自身の経験と重ね合わせて感動することでしょう。

日韓合作の素晴らしいクリエイターたち

このミュージカルの特徴は、韓国のトップクリエイターたちが多く携わっている点です。脚本を担当したパク・へリムは、企業社会を舞台にした物語の中に人間の絆や温かさを織り交ぜました。また、音楽を手掛けたチェ・ジョンユンは、作品のテーマに沿った明るいエネルギーを音楽で表現しています。

オ・ルピナの演出は、観客が舞台と近い距離で感じられるように配慮されており、視覚的にも魅力的です。振付師のKAORIaliveによるダンスも圧巻で、全体として高い完成度を達成しています。

作品を観るべき理由

『ミセン』は、単なるエンターテインメントだけでなく、働くことの意味や人間関係の複雑さ、そして仲間との絆を深く考えさせる力を持っています。公演を観ることで、観客は自分自身や周りの大切な人たちとの関係を再評価し、未来への希望を感じることができるでしょう。

公演は、2025年1月14日まで大阪で、続いて愛知県芸術劇場、そして東京・めぐろパーシモンホールでも行われます。覚えておきたいのは、一度の観劇で終わらなくても良いということ。何度でも会場に足を運び、心に響く感動を共に体験してみてはいかがでしょうか。

さらなる公演情報

愛知公演は2月1日から2日まで、東京公演は2月6日から11日までの予定です。各地での公演を通じて、ますます多くのお客様にこの物語の魅力を届けていきたいと思います。

新作ミュージカル『ミセン』。登場人物たちの奮闘を見守り、彼らと共に成長する旅を劇場で体験してください。心温まるストーリーに触れて、明日への勇気をもらえることでしょう。