FRTとGRCSが共同で提供するAI活用問診自動化サービス
はじめに
2023年、FRT株式会社と株式会社GRCSは、サプライチェーン強化に向けたセキュリティ対策評価制度(SCS評価制度)に対応した「AI活用問診自動化サービス」を共同で提供開始することを発表しました。このサービスは、企業のサイバーセキュリティリスクを評価し、対策を講じることをサポートします。
サービス提供の背景
近年、サプライチェーンを通じたサイバーセキュリティリスクが高まる中で、企業は取引先のセキュリティ対策状況を把握することが求められています。特に、SCS評価制度の遵守に向けては、自社だけでなく取引先の対策状況を整理し、ギャップ分析や改善計画が必要です。しかし、これには多くの時間と労力がかかるのが現実です。
この課題に対して、FRTは自社のAI技術を活用し、GRCSの専門知識を結集することで、企業の負担を軽減しつつ質の高い評価を実現するサービスを開発しました。
サービス概要と特徴
このAI問診自動化サービスは、次のような特徴を持っています。
1. AIによる自動解析
顧客企業が既存のセキュリティポリシーや関連書類をアップロードするだけで、AIが問診票を自動で解析し、スコアを付けます。これにより、未対策の項目を瞬時に特定できます。
2. 作業負担の軽減
AIが自動的に回答できなかった項目だけを追加で確認すれば完了するため、従来の手法に比べて大幅に工数を削減できます。
3. 専門家によるレビュー
AIの解析結果をもとに、GRCSのサイバーセキュリティ専門家が内容を確認・修正し、診断の精度と質を担保します。
4. 改善案の提供
診断結果に基づいて現状のギャップを分析し、具体的な改善のための計画を示した報告書を提供します。
提供メニューの概要
企業のニーズに応じて以下の3つのプランから選択可能です。
1.
AI問診+専門家アドバイス(単発プラン) - AIによる自動問診と専門家のアドバイスを受ける。
2.
AI問診+専門家アドバイス+ASM(単発プラン) - 外部リスク調査を含む内容。
3.
AI問診+専門家アドバイス+ASM(年間プラン) - 年間契約で継続的にサポート。複数のフォローアップと評価を含む。
今後の展開
FRTとGRCSは、この新しいサービスを第一歩とし、脆弱性管理やGRC支援体制の構築など、さらに多角的な取り組みを進める予定です。中堅・中小企業を含むあらゆる規模の企業に対して、セキュリティ評価のプロセスを自動化し、効率化を図ることで、より安全なサプライチェーンの構築を目指します。
まとめ
FRTとGRCSのAI活用問診自動化サービスは、企業のセキュリティ対策を強化し、効率的にSCS評価制度に対応するための強力なツールです。今後の展望として、さらなる機能の拡充や支援体制の強化が期待されます。この機会にぜひ、サービスの導入を検討してみてはいかがでしょうか。