チェコ・ブルノ国立歌劇場バレエ団の榊原百萌奈さんに迫るインタビュー
今年の夏、バレエアンサンブルガラ2026でのダンスを控える榊原百萌奈さん。チェコ・ブルノ国立歌劇場バレエ団での活動を通じて、彼女がどのようにしてバレエダンサーとしての道を歩んできたのか、また今回の公演に向けた思いを伺いました。
榊原百萌奈さんとブルノ国立歌劇場バレエ団
榊原さんが所属するチェコ・ブルノ国立歌劇場バレエ団は、1919年に設立され、古典から現代作品まで多彩なレパートリーを誇るバレエ団です。特に『ロミオとジュリエット』の世界初演が行われたことで知られています。榊原さんもこのバレエ団での活動を通じて、クラシック・ネオクラシック・コンテンポラリーといったジャンルのバレエに挑戦する経験を重ねてきました。
「クラシック作品だけでなく、名作の振付も多く上演されていて幸せです。多様なジャンルに挑戦できるのがブルノの魅力です」と語る榊原さん。彼女のバレエ団での約10年にもわたるキャリアの中で、常に進化し続けているようです。
バレエとの出会いと成長の軌跡
榊原さんのバレエへの情熱は、3歳の頃に始まりました。「友達の発表会を見た時に、私もバレエを習いたいと思ったのがきっかけです。」その後、彼女は夢を追い求め、留学やオーディションを経験し、遂にはブルノ国立歌劇場バレエ団の一員となりました。
「プロのダンサーになりたいという夢を少しずつ形にしていく過程がありました。ヨーロッパでのオーディションを通じて、ブルノで契約を得たのが特に嬉しかったです。」と振り返ります。榊原さんの道のりは、様々な挑戦と努力の積み重ねの賜物なのです。
迫る公演の見どころ
今回のバレエアンサンブルガラでは、『ドン・キホーテ』の第3幕グラン・パ・ド・ドゥを踊ります。「この作品は、私が小さい頃から愛していたバレエ。また、私にとって特別な思い入れのある作品です。」と語る榊原さん。この作品では、明るく元気なキャラクター、キトリを演じることになります。彼女は、その華やかな動きや表現力で観客を楽しませることを目指しています。「バレエを初めて見る方でも、親しみやすい作品ですから、ぜひ楽しみにしていてください。」
共演者との絆と感謝の思い
榊原さんは第2部の『くるみ割り人形』や『白鳥の湖』でも他のバレエ団のダンサーたちと共演するため、非常に楽しみにしています。「普段なかなか一緒に演じる機会がない方々と舞台を共有できることが、このガラ公演の大きな魅力です。」
最後に、榊原さんは来場者に向けてメッセージを贈りました。「この公演を通じてバレエの素晴らしさを感じていただき、また観たくなるような舞台をお届けすることを目指しています。」
榊原百萌奈さんが織りなすバレエの世界は、確かな技術と情熱に裏打ちされた美しさに満ちています。彼女の舞台を楽しみながら、バレエの魅力を再確認してみてはいかがでしょうか。