岐阜市が新たに見守りサービスを導入
2026年4月より、岐阜県岐阜市では全小学校および特別支援学校に対し、登下校時間の子どもの見守りサービスを実施することが決まりました。このサービスは、岐阜市、株式会社チェンジホールディングス(通称:チェンジHD)、株式会社ottaとの協定によって実施されます。
協定の目的と内容
発表によると、この見守りサービスは地域における子どもたちの安全を確保することを目的としています。具体的には、岐阜市立の全小学校(45校)、義務教育学校(1校)、特別支援学校(1校)の通学路に新たに見守りスポットを設置し、参加希望の全ての児童に見守り端末を無償で提供します。
具体的な実施内容
- - 各通学路に「見守りスポット」を設置し、子どもたちが通過するとその位置情報が記録されます。
- - ottaが提供する見守りサービスは、子どもたちが専用の端末を持つことで、地域参加型のタウンセキュリティの実現を目指します。
- - 登下校時における緊急時の連絡手段として、保護者が位置情報を確認できる仕組みを構築します。
これにより、万が一の時には子どもたちの位置を確認し、迅速な対応が可能となります。
対象者とサービスの提供
このサービスは、岐阜市立の小学校、義務教育学校、特別支援学校に通う児童およびその保護者に無償で提供されます。特に、2026年度に入学する児童や在校生に対し、見守り端末が配布される予定です。
安全な地域社会の実現に向けて
チェンジHDは、デジタル技術を活用し、地域社会の安全と安心を実現するための取り組みを進めています。この協定は、地元の学校における見守りサービスの強化を図るものです。2025年の業務提携以降、全国でのサービス提供を加速させており、今後も地域の住民が安心して生活できる環境を整えるために努力していくとのことです。
最後に
子どもの安全は社会全体の責任です。今回の取り組みを通じて、子どもたちが安心して登下校できる環境が整備されることを願うばかりです。岐阜市と協業するチェンジHDおよびottaから目が離せません。今後の展開に期待しましょう。