AironWorksが「ICTスタートアップリーグ」に3年連続採択
AIサイバーセキュリティプラットフォームを展開するAironWorks株式会社が、総務省の「スタートアップ創出型萌芽的研究開発支援事業」(ICTスタートアップリーグ)に令和7年度の採択企業として選ばれました。これは、AironWorksが急速に進化する脅威環境に対応するために、革新的な技術を研究し続けている証でもあります。
日本のイノベーションを牽引する存在
総務省のICTスタートアップリーグは、日本のイノベーションの加速を図るために、先端技術やビジネスモデルを持つスタートアップを支援するプログラムです。令和7年度は過去最多となる62社が選ばれる中、AironWorksもその一員として名を連ねました。これにより、同社の技術力とビジョンが改めて評価された形です。
急激な脅威環境への挑戦
近年、AIを悪用した攻撃手法が増加し、従来の対策では対応が困難な状況が広がっています。このため、AironWorksは、攻撃者を上回る技術を駆使して、防御手段を革新することを目指しています。その成果が事業化の可能性として認められた結果、3年連続の採択に至ったのです。
AI技術とソリューションの特徴
AironWorksのミッションは“Enhancing Teams with AI”。独自のAIエンジンと世界屈指のホワイトハッカーの知識を組み合わせたプラットフォームを提供しています。
- - AI生成型標的型攻撃メール訓練: 攻撃者視点で設計されたシナリオを用意し、企業独自のカスタマイズが可能。
- - 次世代型メールフィルタリング: AIがリスクをリアルタイムに解析し、可視化し、対応策を提案します。
- - 人的リスクスコアリング: 従業員の行動を解析し、予防的な対策を自動提案。
- - SaaS型防御基盤: 既存のクラウド環境にシームレスに導入可能で、ユーザー体験を損なわずにセキュリティを強化。
これらの技術によって、AironWorksはサイバー防御の重要性を強調し、企業のセキュリティ体制を向上させるお手伝いをしています。
今後の展望と社会的インパクト
今回の採択をきっかけに、AironWorksは日本発のAIセキュリティ技術の国際市場への展開を進め、グローバルなセキュリティ課題を解決するための取り組みを加速します。また、「ICTスタートアップリーグ」のネットワークを活用し、学術機関や地域社会との連携、情報セキュリティ教育の再構築にも取り組みます。
代表取締役の寺田彼日は「AIは攻撃者だけの武器ではなく、守る側も駆使する必要がある」と強調し、安全で持続可能な社会の実現に向けた取り組みを約束しています。
AironWorksについて
AironWorksは、世界トップレベルのホワイトハッカーやエンジニアによって開発されたAIサイバーセキュリティプラットフォームを持ち、近年増加するサイバー脅威に対抗するためにハッカー視点での開発を行っています。これにより、企業のセキュリティレベルを向上させることが期待されています。
会社概要
- - 会社名: AironWorks株式会社
- - 代表者: 寺田 彼日
- - 所在地: 東京都港区虎ノ門1-10-5
- - 創業: 2021年8月
- - 事業内容: サイバーセキュリティに関するサービスの企画・設計・開発・管理・運営など。
今後の発展がますます楽しみなAironWorks。その取り組みから目が離せません。