JAL、燃油特別付加運賃を2025年も同額継続決定

JAL、2025年12月ー2026年1月の燃油サーチャージを継続

日本航空（JAL）は、国際線の燃油特別付加運賃（通称燃油サーチャージ）について、2025年12月から2026年1月に発券される航空券においても、現行額を継続することを発表しました。これは、航空運賃の一部にあたる燃油代の変動に伴う措置であり、今後も市況による影響を受けないようにするための決定です。

適用期間と運賃額

適用期間は2025年12月1日から2026年1月31日までの発券分となります。この期間中の日本発の旅程に関して、燃油特別付加運賃は大人と小児で同額が適用され、2歳未満の幼児は対象外となります。具体的な料金は、直近の燃油市場に基づいて設定されており、2025年8月から9月のシンガポールケロシン市況の平均価格を考慮し、約12,670円とされています。

燃油料金の見直し基準

JALでは、燃油特別付加運賃を2カ月ごとに見直す方針を取っています。燃油市場の価格や為替レートの変動に基づき運賃が決まるため、今後の市況次第で料金が変動する可能性があることを理解する必要があります。特に、2カ月間の平均価格が1バレルあたり6,000円を下回った場合には、本運賃は不適用となります。

改定の注意点

今回の発表において、JALは2025年12月以降の運賃改定について、2026年2月中に最新の情報をお知らせする予定です。また、燃油サーチャージは航空券購入後の払い戻しに際しても取消手数料を適用しないことが明言されています。

航空券の購入に関しては、特典航空券利用者も同様の負担が発生するため、ユーザーはこの点を考慮して計画を立てる必要があります。さらに、政府の認可状況によっては運賃や適用条件が変更される場合もあるため、注意が必要です。

最新の情報をチェック

JALは最新情報や詳細について、公式ウェブサイトにて随時更新することを約束しており、国際線の利用を予定している方はこまめにチェックして情報収集を行うのが良いでしょう。公式サイトへのリンクは、ここから確認が可能です。

航空業界は非常に変動が激しく、燃油の高騰や円安の影響を受けやすい環境にあります。利用者にとっては、運賃に加えて燃油サーチャージが運賃に影響を与えるため、この情報は旅行計画を立てる上で非常に重要です。JALの発表によって、安心して国際線の利用ができることを期待したいです。