不思議な彫刻と探偵が繰り広げるコミカルなミステリー
2026年3月16日、株式会社マイナビ出版から新たなライト文芸作品、『九軒探偵事務所の謎解き蒐集録』が発売されます。本書は、彫刻家の作品と、彼の孫であるOL・梨子の不思議な冒険を描いた作品です。物語は、喋る彫刻作品『枝狼』と、がめつい陰陽師探偵・九軒遥真とのドタバタ劇から始まります。
あらすじ
物語の舞台となるのは、八方ふさがりのOL・梨子の元に、祖父の遺書が届くところから始まります。その遺書には、祖父が愛した彫刻たちを、陰陽師であり探偵でもある九軒遥真に譲渡する旨が記されていました。しかし、梨子はそれを受け入れられず、特別な石で作られた彫刻たちを取り戻すために、遥真に立ち向かいます。
『枝狼』を始めとする彫刻には、持ち主の思いに応える不思議な力が秘められています。その力を借りたり、時には害し合ったりしながら、一緒に適切な持ち主を探す旅が繰り広げられます。また、各作品には個性豊かなパワーストーンが使用されており、物語に華やかさを加えています。
魅力的なキャラクターたち
本作の魅力の一つは、一癖も二癖もあるキャラクターたちです。主人公・梨子は、運が悪く、トラブルに巻き込まれやすいOLですが、彼女の持つ意思の強さが物語を彼女自身の成長と共に進めていきます。一方で、陰陽師探偵・九軒遥真は、彼女の皮肉屋でがめつい性格が、二人の関係にミステリー要素を加えます。
コミカルなダイアログ
梨子と遥真の掛け合いは、作品のいたるところで見られ、そのコミカルさが読者を惹きつけます。読み進めるうちに、彼らの間に生まれる信頼や友情が描かれていくことで、軽快な楽しい気分にさせてくれます。
目が離せないストーリー
物語は、林の中に隠された彫刻を巡る冒険や、時には危険な出来事も交えながら進行します。厄を引き寄せるパワーストーン・モリオンや、取り替えられた琥珀、封印されたギベオンなど、話に懸けられた独特の逸話が全篇を通して展開され、読者はまるで自ら探偵となったかのように感じることでしょう。
試し読みと著者情報
本書の発売を記念して、MPエンタテイメントの公式noteでは、102ページにわたる試し読みも公開されています。興味のある方はぜひ、こちらで体験してみてください。
著者である織都氏は、横浜出身で複数の作品を手がける実力派です。本書もその一環として、彼の力強で独特の世界観が展開されています。
このコミカルで少し不思議なミステリーが、どのような結末を迎えるのか、非常に楽しみです。6月には書店にて、ぜひ一緒に不思議な冒険へ出かけましょう!