外貨両替機事業「SMART EXCHANGE」がGENDAに譲渡

外貨両替機事業「SMART EXCHANGE」がGENDAに譲渡されることに

株式会社アクトプロ（以下、当社）は、2025年の春に外貨両替機「SMART EXCHANGE」の国内事業を株式会社GENDA（以下、GENDA）に譲渡することを発表しました。これは当社の代表、新谷学が行った重要な合意であり、新しいビジネス展開の一環と位置づけられています。

事業譲渡の概要

具体的には、2025年1月に新谷学が設立する新会社に、当社の外貨両替機事業以外の全ての事業が吸収分割されます。その後、3月3日付で新谷学が保有する当社の外貨両替機事業の株式がGENDAに譲渡される予定です。また、アクトプロはGENDAによる株式取得後、社名変更を意図しているとのことです。新設される会社は「株式会社アクトプロホールディングス」と名付けられ、さらなる事業拡大に注力する計画です。

幅広い利用シーン

当社は外貨両替機のパイオニアであり、「SMART EXCHANGE」は全国650カ所以上に設置されています。この機器は多言語に対応しているため、外国からの観光客にとって、駅や空港、ホテルなどで簡便に現金を調達できる手段となっています。特に、10か国語と12地域通貨に対応しているため、様々な国からの旅行者に利用されています。

さらに、この高利便性は設置施設の集客効果を高め、周辺の買い物促進にも寄与しています。最近では、GENDAが運営するアミューズメント施設にも「SMART EXCHANGE」が導入されており、特に「GiGO秋葉原3号館」や「GiGO渋谷宮益坂」など、インバウンド客が多いエリアに設置されています。

GENDAとの相乗効果

譲渡後は、GENDAが持つミニロケ事業とビジネスモデルの類似性から、相互にノウハウを共有し合うことで、両者の収益性向上が期待されます。インバウンド需要が増加する中、外貨両替機事業は今後の成長が見込まれています。

新設される株式会社アクトプロホールディングスは、業務のコスト適正化や海外での外貨両替機事業の拡大にも注力し、さらなる成長を目指します。これにより、お客様のさらなる期待に応えることができるでしょう。