広島のストリートダンスが新たな創造の舞台に！5.inkと中国放送の戦略提携

広島のストリートダンスが新たな創造の舞台に！

広島市中区に本社を構える株式会社中国放送が、同じく広島を拠点とする株式会社5.inkに資本参加しました。この取り組みは、ストリートダンスの舞台演出や人材発掘を行う5.inkに対して、出資を通じた戦略的パートナーシップの締結を意味します。

株式会社5.inkの新たな挑戦

株式会社5.inkは2024年に設立された企業で、プロダクション事業や演出事業を主な業務としています。株式会社F&Sホールディングスの子会社として位置付けられ、広島県内にはダンススクールやレンタルスタジオを運営する子会社が存在します。その影響力は広島県内のダンス界において最大規模を誇り、約3000人の生徒が在籍しています。

このような背景を持つ5.inkに対して、中国放送は自社の番組制作やイベント運営、デジタル部門の制作力とを組み合わせることで、双方にとっての新規事業開発を目指しています。特に、知的財産（IP）分野への進出が狙われています。

新たな文化の発信拠点

中国放送は2024年1月から広島城三の丸整備事業を受託する「広島城アソシエイツ」の代表法人となります。この取り組みにより、広島城を中心とした豊かな日本の歴史や文化、そしてストリートダンスを代表とするヒップホップカルチャーが融合し、広島の新たな魅力を発信することが期待されています。地域の特性を活かし、地元の方々や観光客に向けた活動を広げていくことが重要です。

期待される息吹

この提携により、広島のストリートダンスや文化が新たな形で脚光を浴び、舞台制作や演出の質向上が図られることでしょう。また、2社のネットワークを最大限活用することで、地域経済の活性化や文化交流の促進も期待されています。

あたらしいストリートダンスの舞台としての広島が、国内外に熱い視線を向けられる日も近いかもしれません。この取り組みが、どのような新しい文化を生み出すのか、今後に注目です。