河淳株式会社が経済産業省の補助金を取得
河淳株式会社(本社:東京都中央区)は、経済産業省が実施する「中堅・中小企業の賃上げに向けた省力化等の大規模成長投資補助金」に採択されたことを発表しました。この補助金により、同社は自社の物流の自動化・省人化設備への大規模な投資を行い、次世代型の物流体制を構築することを目指されています。
採択の背景
河淳株式会社は、50年以上に渡り、ホテルや飲食店、医療施設、スーパーマーケットなどにおける什器や空間づくりを手掛けてきました。この実績を基に、今回の補助金を活用し、栃木県今市テクニカルセンターを拠点とした物流の効率化に取り組むことになりました。
今後の事業には合計約70億円の投資が予定されており、これによってKEYUCAブランドの店舗増加や事業拡大に対応した次世代型物流が実現するでしょう。これにより、顧客へのサービス向上も見込まれています。
事業計画の具体的な内容
今回の事業は「店舗増による事業拡大と成長を支える次世代物流改革」と題された計画名で進められます。新しい物流システムの導入にあたっては、自動化技術やデジタル技術の活用が鍵となります。これにより、効率的で柔軟な物流体制が整うことで、さらなる事業成長が期待されます。
特に注目すべきは、従業員の賃上げに向けた取り組みです。この補助事業を通じて、河淳は従業員の処遇改善を図り、事業計画期間終了時までに補助事業に関与する従業員の給与支給総額を平均6%引き上げることを目指しています。これにより、従業員のモチベーションも向上し、企業全体の活力が増すことが期待されます。
今後の展望
河淳株式会社は、今後も技術革新やデジタル技術、さらにはグローバルな連携を強化する方針です。社会課題の解決と価値創出を両立させる企業として、「人と技術が共に成長する企業」を目指す強い意志を持っています。
これによって、生活者や社会にとって本当に必要な価値を提供し続けることができるでしょう。河淳が新たに挑戦するこの物流改革は、制度面だけでなく、業務の効率化や人材の育成、さらには経営の持続可能性にも寄与するものと考えられます。
会社概要
河淳株式会社は、1974年に設立された企業であり、リテールソリューションやインターナショナル事業など多岐にわたる事業を展開しています。KEYUCAブランドによるプロダクトは、すでに多くの生活空間に寄与しており、今後の更なる成長が期待されます。
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