感動の手紙が生まれた「届かなかったラヴレター」受賞作品発表
2025年2月14日から8月31日まで行われた「届かなかったラヴレター」企画で、株式会社キャリア・マムは全国から寄せられた1,394通の応募作品の中から受賞作品を発表しました。幅広い年齢層の方々が参加したこの企画では、親しい人への伝えそびれた想いや感謝の気持ちを伝えるための手紙が多く寄せられました。
 「届かなかったラヴレター」とは
「届かなかったラヴレター」は2002年に始まり、大切な人に伝えられなかった想いを手紙として募集する企画です。書籍化や映画化、ラジオ放送などを通じて、多くの人々に共感を呼び起こしてきました。今年度はキャリア・マムの25周年を記念し、7年ぶりに開催され、新たに設けられた「キャリア・マム特別賞」も登場しました。
参加者からは家族への感謝の気持ちや、亡くなった方への思いを込めた作品が多く寄せられ、多様な背景を持つ方々の想いや経験が伝わりました。来年度も企画は続く予定で、より多くの企業と協力し、参加を促進していく構えです。
 最優秀賞作品の紹介
最優秀賞に輝いたのは、松本華奈さんによる「郵便配達」です。この作品は、亡き父の遺品から見つけた手紙をきっかけに、娘が母に感謝の気持ちを届ける内容となっており、深い親子の絆が描かれています。作品の一部には、父が母へ向けて書いた言葉が記され、その短い文からは父の愛情が感じられます。
お母さんへ。少しでも早く伝えたくて筆を執りました。今日数年ぶりに納屋の掃除をしていたらね、亡くなったお父さんの遺品が出てきたの。眼鏡ケースの眼鏡拭きの下から父さんの書いた手紙が見つかったのよ。
松本さんは、父が残した思いが伝わっていないことを悔やみながらも、母にその手紙を届けることを決意する様子が描かれています。この感動の作品は、夫婦や親子の絆を強く描写しており、最優秀作品にふさわしいものとして評価されました。
 その他の受賞作品
今年の募集では、優秀賞や特別賞、審査員による特別賞など多彩な受賞作品が選ばれました。それぞれの作品には人々の心に響く温かいメッセージが込められており、手紙を通じて他者との絆を感じるきっかけになっています。受賞者のリストはキャリア・マムの公式ウェブサイトで確認できます。
- - 優秀賞(ライフプラザパートナーズ賞):各1万円
 - - キャリア・マム特別賞:1万円
 - - 審査員賞:各審査員が選出した賞品
 
 募集概要と今後の展望
再来年の企画も同様に、12歳から85歳までの幅広い年齢層を対象に行う予定です。応募形式はWeb応募、郵送、FAXと多様で、応募内容は800文字以内の手紙形式です。「届かなかったラヴレター」には温かい想いが詰まっており、多くの人がこの企画を通じて大切な人への感謝や想いを伝える機会を得ています。キャリア・マムは、今後もこのような機会を通じて多様な働き方を推進し、誰もが自分らしく生きる社会を目指しています。
 まとめ
「届かなかったラヴレター」は、手紙の力を再確認させてくれる素晴らしい企画です。感動のストーリーが詰まった受賞作品たちは、多くの人々にとって心に響く宝物です。この企画に参加することで、あなたも大切な想いを形にしてみてはいかがでしょうか。次回の募集を楽しみに待ちましょう。