環境配慮型ファンド
2025-12-16 11:08:49

リビタとDBJグループ、環境に配慮したリノベーションファンドを発足

リビタとDBJグループ、環境に配慮したリノベーションファンドを発足



株式会社リビタと日本政策投資銀行(DBJ)、DBJアセットマネジメントの3社は、環境配慮型リノベーションファンドの第2号を2025年12月15日に組成したことを発表しました。このファンドは、築古賃貸物件のリノベーションを通じて、より持続可能な社会の実現を目指しています。

環境意識の高まりと不動産への取り組み


現在、カーボンニュートラルの達成に向けた世界的な動きが加速している中で、特に不動産業界では環境への配慮や社会的価値の創出が求められています。日本国内には古くから存在する賃貸物件が多く、現代の生活スタイルやニーズに対応できていない物件が多数存在しています。そんな現実を受けて、2024年7月に組成された第1号ファンドは、老朽化した賃貸物件のリノベーションを推進することで、環境配慮の概念を広めてきました。この取り組みには、DBJ Green Building認証を取得した物件も含まれ、初期の成果が見られています。

第2号ファンドの詳細


第2号ファンドでは、前回の成功を踏まえ、さらに多くの築古賃貸物件に対応することを目指しています。その中で、リノベーションマネージャーを介して質の高い住戸の提供を継続的に行う仕組みを導入し、リノベーションとESG投資の掛け合わせにより、持続可能な社会を形成する活動を進めます。

ファンドの基本情報


  • - 組成日: 2025年12月15日
  • - 名称: 合同会社GReC2号
  • - 対象資産: PATH駒込、PATH浅草
  • - 出資者: 株式会社日本政策投資銀行、株式会社リビタ
  • - アセットマネージャー: DBJアセットマネジメント株式会社

ファンドの方針として、老朽化した賃貸物件を証券化し、環境認証の取得を目指したバリューアップを行うことが挙げられます。リビタとDBJグループが協力することにより、物件の価値向上から市場での流通までを一貫して推進します。これにより、築古物件であっても良質な住宅として、社会に貢献し続けることが可能になります。

リノベーション対象物件の概要


具体的な対象物件としては、PATH駒込とPATH浅草があります。両物件はリビタのリノベーション賃貸シリーズ「PATH」に属し、賃貸に柔軟に対応できる空間を目指して計画されています。これらは築37年および38年の物件で、リビタが一貫してリノベーションを実施した事例です。現代的な賃貸ニーズに応じた住空間への再生が進められています。

リビタの理念と取り組み


株式会社リビタは、「社会、くらしをリノベーションし、環境に配慮した豊かな未来を作る」をビジョンに掲げ、さまざまなリノベーション関連事業を展開しています。これらの活動を通じて、持続可能な社会の実現を目指し、今後も多くのプロジェクトを推進していく予定です。

公式ホームページ: リビタ

DBJグループの役割


一方、日本政策投資銀行は、社会の持続的発展を支援することを理念に掲げています。金融手法を駆使して長期的な資金供給を行い、特に不動産分野での人々のニーズに応えるサービスを提供しています。DBJアセットマネジメントは、専門的な資産管理を行い、オルタナティブ投資の発展にも寄与しています。これらの取り組みにより、環境配慮を重視した不動産の価値向上を図り、持続可能社会の構築に寄与しています。

結論


リビタとDBJグループが展開するこの新しいリフォームファンドは、持続可能な社会の形成に向けた重要なステップです。今後も、古い物件をどうリノベーションしていくかが焦点となり、さらなる成果の創出が期待されます。私たちの住まいが環境に優しく、より良いものになることを願っています。


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