ライジングゼファーフクオカ、セミファイナル初戦悔しき敗北
2025年5月10日、バスケットボールB2プレーオフセミファイナルの初戦が福岡のアリーナで行われ、地元のライジングゼファーフクオカは富山グラウジーズに77-84で惜しくも敗れました。これにより、福岡は昇格への道が一層厳しくなる展開となりました。
試合の経過
この試合は、クォーターバスケの伝統的な応酬が続く中で展開されました。福岡は序盤から勢いを見せ、#7西川選手のジャンパーで得点を重ね、#0會田選手と#23村上選手の立て続けの3ポイントシュートによってリズムを掴みます。しかし、富山もすぐさま反撃し、#11宇都選手や#30ホワイト選手、#1ケネディ選手が得点を奪い合いました。
前半を50-55で迎えた福岡ですが、富山の速攻に苦しみ、特にファストブレイクでの10失点やペイント内の得点で18-28と劣勢を強いられました。このような苦しい展開の中、福岡は#5ランダル選手がオフェンスを牽引し、3ポイントも高確率で決めるなど粘りを見せます。
後半に入ると、福岡は#50ブラウン選手のスティールから流れを作り、少しずつ点差を詰めていきました。しかしここで#8スミス選手が4つ目のファウルを犯し、チームにとって厳しい局面が訪れます。それでも、#25バーレル選手のダンクにつながる流れなどで追撃し、ついには2点差にまで接近します。
しかし、試合の終盤、富山は逃げ切り、福岡は悔しい敗戦を喫することとなりました。B1昇格のためには、次戦以降の連勝が必須です。
選手たちのコメント
敗戦後、浜口炎HCは「富山のファストブレイクに苦しみましたが、後半はディフェンスの修正ができた。また明日も切り替え、しっかりと勝ちを取りたい」と、次戦に向けた強い意気込みを話しました。
また、#7西川選手も「早い時間に相手に走られてしまった。ターンオーバーを減らし、オフェンスをしっかり行うことが鍵です」と次の試合に向けた課題を挙げました。ファンの応援が力になっていることも忘れず、「2つ勝てれば昇格が決まる」と熱い言葉で締めくくりました。
次戦へ
福岡はこの悔しさをバネに、次戦以降の戦いに挑みます。選手、スタッフ一丸となって目指すはB1昇格、果たしてどのような戦いを繰り広げるのか、今後の試合にも注目です。
詳細な試合結果は、
バスケットLIVEのハイライトで観ることができます。ファンの皆さんの応援が、選手たちの力になります。