長崎県とパーソル、長崎の中小企業支援に新たな一歩
2025年9月26日、長崎県庁で中小企業支援に向けた事業連携協定の締結式が行われました。この協定は、長崎県、長崎県商工会連合会、長崎県商工会議所連合会に加えて、パーソルビジネスプロセスデザイン株式会社が中心となり、地域の中小・小規模事業者を支援するものです。
今回の締結により、パーソルビジネスプロセスデザインはオンラインから提供されるBPOサービス「StepBase」を活用し、デジタル店舗を導入して業務の効率化を図ることが目的です。人口の減少や経済環境の厳しさが影響する中、企業においては持続的な成長が求められています。また、特に人材の獲得は大きな課題とされています。
あらゆる業務をサポートする「StepBase」
「StepBase」は、企業のバックオフィス業務を効率的に運営するためのサービスです。このサービスを利用することで、中小企業は人材不足に対処しながら業務を外部委託することが可能になります。バックオフィス業務においては、7,000件以上の業務フローを保有しているため、業務を委託する際の事前準備が最小限で済むという利点があります。
さらには、採用や経理、労務、総務など多岐にわたる業務をサポートする体制が整っており、必要な時に必要な分だけ委託できるため、企業における労働コスト削減にも大きな影響をもたらすと考えられます。
デジタル化と可視化の重要性
長崎県内の企業は、産業労働部からの「デジタル力向上支援事業費補助金」を通じて、デジタル化を推進しています。企業が持続的に成長するためには、業務の標準化や可視化を行って、業務の属人化を解消することが重要です。これにより、誰でも業務を遂行できる環境が整います。
パーソルビジネスプロセスデザインは、こうした背景を受けて、中小企業が業務の外部代行化を進めることに協力し、生産性の向上を目指す取り組みを行っています。
地域活性化に向けたマスタープラン
長崎県と商工団体との協力により、今後も地域の発展に寄与していくことが期待されています。特に人材不足が深刻な現状を踏まえ、様々なサービスを提供し、企業が「稼ぐ力」を向上できる環境作りに貢献する意義は大きいです。2024年には、さらなる取り組みや支援を開始する予定です。
これからの長崎県内の中小企業が、じっくりと人材育成や業務効率化に取り組み、地域経済の活性化につながることを願っています。パーソルビジネスプロセスデザインは、より良い「はたらく」環境を作るため、地域の中小企業支援とともに、SDGsの達成にも貢献していく所存です。