9bicの夢の舞台
2025-08-11 16:38:25

9bicが魅せる一夜の夢、Anniversary Live ~iDREAM~の舞台裏

9bicが魅せる一夜の夢、Anniversary Live ~iDREAM~の舞台裏



8月10日、豊洲PITで「現代を生きる王子様たち」をテーマに掲げるメンズアイドル9bicの周年ライブ『9bic Anniversary Live ~iDREAM~』が開催されました。このイベントはぴあ株式会社が制作を担当し、メンバーたちの努力と成長を証明する場となりました。

アイデンティティを表現する公演


イベントのテーマは「アイドル×DREAM」。これは、アイドルとしての夢と、夢の中で見る夢を掛け合わせた意味を持ち、ライブはその想いをたっぷりと盛り込んだ内容でした。

オープニング映像が終わると、iDREAM衣装に身を包んだ6人のメンバーがステージに登場し、リードソング「iDREAM」を熱唱。彼らの息の合ったダンスパフォーマンスに会場は早くも盛り上がり、1曲目から観客を惹きつける気合が感じられました。「Aaliyah」では、客席に呼びかけながら、続く「9bic melody」では個性的な自己紹介を交えたパフォーマンスでファンの心を掴みます。メンバーそれぞれの個性と、彼らによって描かれる歌詞が重なることで、6人の特徴が色濃く浮かび上がりました。

続いての「中辛エクスタシー」では、椚三波斗が場内を煽り、西山海斗は魅力的なダンスで観客を引き込んでいきました。このセットリストには、9bicがこの1年間でどれだけ成長し、進化してきたかが表現されています。直近のリリースイベントでも高い評価を得た「とれたてロマンティック」は、その完成度の高さを証明しました。

ドラマ仕立てのVTRでグループの絆を感じる


ライブでは、9bicが家族のように暮らしている様子が描かれたドラマ仕立てのVTRが流れ、続いて「どたばたファミリー」でステージを盛り上げます。お揃いのオーバーオールを着たメンバーたちは、家のようなセットの中で楽しい雰囲気を生み出します。ドラマパートの後、椚が作詞作曲を手掛けた「ヒコウキグモ」では、そのエネルギッシュなロックポップサウンドで観客の心を掴みます。

その後、「make up!」へつながるフローでは、それぞれの歌声のニュアンスが一層際立ち、メッセージ性を強く感じました。「変わりゆく景色の中、変わらない思い抱え、今すぐ君のところへ会いに行こう」と歌う姿は、彼らが変わらずに「現代のプリンス」であることを示すものでした。

特徴的なパフォーマンスが続く


ライブも折り返しに差し掛かり、ここからはクールでセクシーな側面が強調されます。「creature」での雄々しい表情は観客を魅了し、続く「狂気」では、鋭い視線と妖艶な雰囲気が会場に広がります。さらに黒澤胤也や矢野旺士朗のアクロバット、西山と佐々木大河によるダンスブレイクが緊張感をもたらし、オーディエンスを圧倒しました。

感情豊かなアニバーサリーソングで締めくくり


ライブの中で振り返りのVTRが流れた後には、アニバーサリーソングともなった「君と僕、繋ぐ景色」の特別編成が演奏されます。黒澤のピアノ、和泉颯人のギターが響き渡り、彼らの歌は思いやりにあふれ、観客の心に強く届きます。和泉が「今日の日を思い出して、夢の中で会おうね」と伝えた後、続いた「という夢を見た」では、佐々木の可愛らしさや矢野の力強い声が印象的でした。

アンコールと感動のフィナーレ


アンコールでは「ジーニアスター」で再登場し、観客との距離が一層近く感じられました。「99%」の際には、心が開放されているようで、彼らが本編を終えた安堵が伝わってきました。ラストに披露された「僕はいつだってアイドルだ」は、この1年間の集大成ともいえる感動的な一曲で、9bicの成長を色鮮やかに表現しました。

新たな体制で歩み始めた彼らの1年間が、9bic Anniversary Live ~iDREAM~に結実したことは間違いありません。これからも彼らが“革新的なアイドル”として夢を追い続ける姿を期待したいです。


画像1

画像2

画像3

画像4

画像5

画像6

画像7

画像8

画像9

画像10

画像11

画像12

画像13

画像14

画像15

関連リンク

サードペディア百科事典: 豊洲PIT 9bic iDREAM

トピックス(エンタメ)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。