LTSがヤマハ発動機ビズパートナーの業務改善を支援し自立を促進

株式会社エル・ティー・エス（以下、LTS）は、2023年12月にヤマハ発動機ビズパートナー株式会社（以下、YMBP）の業務改善支援を完了しました。この支援は「総務領域における業務シンプル化」をテーマに行われました。

YMBPはヤマハ発動機株式会社のシェアードサービス会社として、同社および関連企業の人事、総務、経理などのコーポレート業務を担っています。今回のプロジェクトは、YMBPが持つ業務の効率化を目指すものであり、LTSはその進行役を担いました。

業務アセスメントを通じた課題解決

LTSはYMBPからのリクエストに応じて、総務部門の業務アセスメントを実施。業務フローの可視化、課題の抽出と対策の検討を行い、「オペレーションのシンプル化（標準化、自動化、簡素化、外注、移管）」が解決すべき課題として浮上しました。

この「シンプル化」プロジェクトでは、業務プロセス全体の整合性を図るために、各種業務フローを作成し、問題点を探り出し、実際の試運用から本運用までの流れを確立することが目指されました。2024年以降は、担当者自身が業務改善を進めるスキルを習得し、自立的な運営ができるよう人材育成にも積極的に取り組む予定です。

プロジェクトの進行予定

このプロジェクトでは、段階的に業務改善を進めていく計画です。

- 2024年：「シンプル化伴走フェーズ」 では、LTSが支援しながら業務のシンプル化を図り、実行スキルやノウハウが習得されます。また、業務変革へのマインドを理解することも重要な目標です。

- 2025年：「シンプル化自走トライアルフェーズ」 では、LTSからのサポートを受けつつ、業務改善の定着を目指します。ここでは実行スキルをさらに深化させ、業務改革の意識を高めることが求められます。

- 2026年（予定）：「シンプル化定着フェーズ」 では、完全に独力での業務シンプル化を実施し、高難度の課題についても改善を実現することを目指します。これによって、業務変革の意識が組織全体に根付くことが期待されます。

未来へのビジョン

こうした取り組みにより、YMBPが新たに工数余力を生み出し、ヤマハ発動機グループ全体の円滑な運営を支えるための高度なシェアードサービス会社として成長していくことが期待されています。LTSは引き続き、YMBPの業務改善の支援を継続し、共に成長していく所存です。

【株式会社エル・ティー・エスについて】
東京証券取引所プライム市場（証券コード：6560）ウェブサイト
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