クックデリが提案する新しい介護食で高齢者の食卓を豊かに

クックデリ株式会社が新たに投入した「クックデリの介護食」シリーズは、食における高齢者のニーズを満たすべく、本格的に展開が始まりました。従来の介護食の常識を打破するこの製品群は、安全でおいしい冷凍食品を通じて、食べる喜びを提供します。

おいしさと栄養を両立させた新商品

「クックデリの介護食」には、二つの主要な製品があります。まず、「クックデリのソフト食」は、舌で簡単につぶせるやわらかさが特長です。飲み込みやすさを考慮し、徹底的に試作を繰り返した結果、食べやすさとおいしさを両立しました。次に、「クックデリのミキサー食」は、なめらかで口当たりの良いペースト状に仕上げられています。これにより、嚥下機能が低下している方でも安心して食べることができます。

社会問題の解決に向けて

私たちが直面する高齢者の低栄養問題やフレイルは、見逃してはならない重要な課題です。厚生労働省の調査では、65歳以上の約6人に1人が低栄養傾向にあり、そのうち約半数がフレイル予備軍とされています。加齢による身体機能の低下から、食事の基本的な動作が困難になることから、栄養摂取が不十分になりがちです。これを解決するため、クックデリはおいしさと栄養価を両立させることに取り組んでいます。

介護現場のニーズに応える

介護食に対する課題も多く存在します。例えば、見た目が悪い水っぽい食事や、味が乏しいため完食できないといった問題が挙げられます。さらに、量が多くなることで介助が必要になるなど、介護者の負担も増加してしまいます。クックデリでは、これらの課題に真摯に向き合い、食べきれる適切な量に調整することによって、「完食できた」という喜びと、介助者の労力を軽減する仕組みを提供しています。

未来への展望

クックデリは、高齢者の食を支えるため、栄養バランスの取れた食事を提供し続ける事を目指しています。安全・安心な冷凍食品を全国の高齢者施設に届け、毎日17万食を供給しています。今後も、味と栄養を両立させる新しい介護食を通じて、低栄養やフレイルの予防に貢献する姿勢を貫き、高齢者が最後まで口から食べる喜びを感じられる社会を築いていくことでしょう。