CEIPAとTOYOTAが音楽産業のグローバル化を推進する『MUSIC WAY PROJECT』始動

音楽で世界を目指す新たな足掛かり

日本の音楽産業の新たな可能性を開く「MUSIC WAY PROJECT」が、一般社団法人カルチャーアンドエンタテインメント産業振興会（CEIPA）とTOYOTA GROUPの共創によってスタートしました。このプロジェクトは、日本の音楽が世界の舞台で挑戦するための「道」を作り、持続可能な成長を支援することを目的としています。

グローバルな音楽市場の重要性

コロナ禍により私たちのライフスタイルは大きく変化し、エンタテインメントコンテンツの市場は拡大しています。日本文化に対する国際的な関心が高まる中で、日本音楽の魅力もまた世界中に広がっています。今こそ、これらのコンテンツをさらに発信し、将来有望な若者たちがその成長を支えていく必要があります。プロジェクトのキーワードは“日本の音楽が世界をドライブする”。

音楽で育つ未来の人才

「MUSIC WAY PROJECT」では、音楽を志す若者を支える「あらたな人づくり」に注目しています。特に、学生向けに設計された寄付講座や業界の若手育成、クリエイターとのワークショップなど、グローバルに活躍できる才能を育てていきます。こうした取り組みにより、次世代の音楽アーティストが国際的な舞台で輝く基盤を築きます。

文化発信のための場づくり

「場づくり」については、国内外への文化発信を推進するための具体的なプランが用意されています。年内に開業予定の「TOYOTA ARENA TOKYO」をはじめ、アメリカやヨーロッパ、アジア各地で日本音楽の魅力を伝えるショーケースライブを展開します。さらに、TOYOTA GROUPの海外拠点との連携により、若手アーティストが国際的に活動するためのチャンスを広げていきます。

理事長、代表のコメント

本プロジェクトの共同発表会では、CEIPAの理事長、村松俊亮氏が「日本音楽の未来を切り開いていくために、国境を越えてつながる“道”を提供し、人づくりと場づくりを推進していきます。」と語りました。一方、TOYOTA GROUP代表の豊田章男氏は「トヨタは音楽から学ぶべきことが多く、音楽を通じて日本のストーリーを共に語り継ぎたい」と述べ、プロジェクトへの全面的な支援を表明しました。

文化芸術活動のさらなる推進

このプロジェクトにあたって、CEIPAは日本の音楽業界の改革に注力しています。それは、音楽の国際的な競争力を高め、アジア全体の音楽文化を世界に発信することにほかなりません。2025年には「MUSIC AWARDS JAPAN」の開催も予定しており、これまで以上に日本音楽の魅力を世界の舞台に届ける機会を創出していきます。

音楽によって国境を越えて人々がつながる未来を見据え、CEIPAとTOYOTA GROUPは「MUSIC WAY PROJECT」を通じて新たな音楽の歴史を築いていくことでしょう。私たちもこの活動に注目し、声援を送り続けたいと思います。