三井物産デジタル・アセットマネジメントとW&Pの業務提携
2023年10月、三井物産デジタル・アセットマネジメント株式会社(以下、MDM)は、株式会社W&P(以下、W&P)との業務提携を発表しました。この提携は、金融商品仲介業に関する業務委託契約を結ぶことで、MDMが開発・提供している資産運用サービス「ALTERNA」上でのデジタル証券の取扱いをW&Pに委託するものです。これにより、より多様で安定的な資産形成の機会が投資家に提供されることになります。
提携の背景
昨今、資産運用の重要性が高まる中、投資家のニーズは多様化しています。従来の株式や債券、投資信託に加え、MDMはW&Pとの提携により、新しい資産運用の形を生み出すことを目指しています。この提携は、W&Pの豊富な経験と専門性を活かして、オルタナのデジタル証券に基づいた資産形成を実現し、お客様に高い価値を提供するとともに、日本の金融市場のリテラシー向上にも寄与します。
ALTERNAとは
「ALTERNA」は、安定的な賃料収入が期待できる実物資産に投資できるサービスであり、スマートフォンを使って簡単にアクセスできます。10万円からの小口単位での投資が可能で、これまで機関投資家に限られていた資産への個別投資が実現されました。この新たなアプローチは、個人投資家へ「貯蓄から投資へ」の流れを後押しし、資産形成の強力な支援となり得ます。
W&Pの役割
W&Pは、資産運用に関する長年の経験を持つ独立系資産運用アドバイザー(IFA)として、全国的にコンサルティング業務を展開しています。同社は、投資家と共に長期的な資産形成を目指し、オーダーメイドのアドバイスを提供します。この度の提携を通じて、W&Pは新しい投資機会を提供し、顧客の多様なニーズに応えていく方針です。
期待される効果
この提携により、投資家はW&Pの専門的なコンサルティングを受けながら、ALTERNAで提供されるデジタル証券の商品性を理解し、賢明な資産形成が期待されます。また、MDMは安定した資産運用に向けた商品を通じて、投資家に対する新たな投資機会を拡充することが望まれます。
企業情報
MDMは、日本初のデジタルネイティブなアセットマネジメント会社として、実物資産を裏付けとするデジタル証券ファンドの組成や運用を行っています。一方、W&Pは多様な金融商品仲介サービスを展開し、投資家の健全な資産運用をサポートしています。
この新たな連携により、両社は共に金融市場の発展に向けた役割を果たし、投資家にとってより良い資産形成の道筋を提供していくことを目指しています。
詳細な情報やサービスについては、両社の公式ウェブサイトからご確認ください。