留学の危機管理
2025-06-29 10:34:15

岡山大学が学生向けに海外留学の危機管理ガイダンスを実施

岡山大学が学生向けに海外留学の危機管理ガイダンスを実施



国立大学法人岡山大学(岡山市北区)は、2025年6月18日に、海外渡航を予定している学生を対象とした「危機管理ガイダンスおよび海外留学保険説明会」をオンラインで開催しました。参加者は教職員も含めて122名に達し、非常に賑わいを見せるイベントとなりました。

このガイダンスでは、岡山大学の大林純子准教授が冒頭で挨拶を行い、留学生活が持つリスクについて言及しました。「留学先では予期しない危険が潜んでいることがあるので、しっかりと準備を整えて出発に備えましょう」という呼びかけは、参加者の心に響いたことでしょう。

続いて、特定非営利活動法人「海外留学生安全対策協議会(JCOS)」の山岸優氏が登壇し、具体的な危機管理の重要性を講義しました。彼は、地下鉄火災や路上強盗といった実際に発生した事件を用い、どのように行動すべきかについて具体的な事例を交えながら解説しました。また、危機管理支援のための24時間365日体制のサポートサービス「J-TAS」の重要性についても言及し、連絡先や対応フローを詳しく説明しました。参加者はこのセッションで、緊急時の行動に対する理解を深めるワークショップに取り組む機会も得ました。

次に行われたのは、海外留学保険に関する説明会です。このセッションでは、東京海上日動パートナーズ中国四国・岡山支社の矢吹慈愛氏が登壇し、盗難や飛行機の遅延、現地での医療費に対応する「学研災付帯海外留学保険」の内容を詳細に解説しました。彼は、具体的な補償範囲や申し込み方法を説明し、学生たちが安心して海外で学べるようサポート制度の重要性を強調しました。

最後に、国際教育推進課の事務職員が、留学時に必要な手続きについて説明しました。「海外渡航登録システム」や「VPN接続設定」など、留学生が気を付けるべき事項を案内し、早期の準備が安全な渡航に寄与することを促しました。

今後、岡山大学は海外渡航を希望する学生の安全を最優先に考え、引き続き危機管理支援と制度整備に努める方針です。この取り組みを通じて、地域の中核をなす研究大学としての役割を果たし、学生たちが安心して学べる環境の構築に励む姿勢に期待が寄せられます。当大学のさらなる活動にも注目していきましょう!


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