奈良のエンタメ文化を祝う韻踏合組合の新曲について

今年、盛大に祝われるNHK大阪の100周年。これを記念して、韻踏合組合が「和気藹々 ~ BK 100周年のテーマ~」をリリースしました。11月29日から各種音楽配信サービスで楽しめるこの楽曲は、BKや関西のエンタメ文化への愛を込めたクリエイティブな作品です。

「BK 100年大コント祭」のエッセンス

この楽曲は、11月28日（金）に放送された「BK 100年大コント祭」のテーマ曲として制作されました。この番組は大正時代から続くBKの歴史を振り返るもので、NHKの名物番組や現在の人気番組がコントの形式で紹介され、数々のコメディアンたちが出演しました。この盛大な“笑いの祭典”は関西の文化を象徴するイベントとして、多くの人々に親しまれています。

魅力的なサンプリングとリリック

テーマ曲「和気藹々 ~ BK 100周年のテーマ~」は、「浪速のモーツァルト」ことキダ・タローの名曲「バラエティー生活笑百科」のサンプリングを基にしています。そこでのリリックは、BKから生まれた数々の人気番組の名前を織り込みながら、関西文化へのリスペクトが感じられます。「探検ファクトリー」「きょうの料理」「ばけばけ」など、耳馴染みのある番組名が次々に登場し、リズミカルで楽しさを引き立てています。韻踏合組合ならではの巧みな言葉遊びは、彼らの創造力を存分に発揮しています。

韻踏合組合の魅力を再発見

韻踏合組合は、今年結成25周年を迎えるHIPHOP集団で、これまでに数々の音楽とイベントを展開してきました。彼らは多様なメンバーで構成されており、個々が持ち味を活かし合っています。代表的な作品として、2014年にリリースされた「一網打尽 (REMIX)」は、今でもYouTubeで2500万回以上の再生を記録しており、その人気は衰えることがありません。

また、開催している主催イベント「SPOTLIGHT」は、全国的に有名なMCバトルとして定着し、多くのファンに支持されています。メンバーのERONEは、人気番組『フリースタイルダンジョン』に参加してその名を広め、またHIDADDYは『高校生RAP選手権』のジャッジを務めるなど、新たなエンタメ界にその身を浸し続けています。