松本隆の音楽の旅
2025-05-19 12:55:58

松本隆の言葉が紡ぐ音楽の旅路 - BS日テレ特番が放送

松本隆の言葉が紡ぐ音楽の旅路



作詞家としてのキャリアが54年を超える松本隆。彼の名は、松田聖子や近藤真彦など、数多くのアーティストと共に日本の音楽シーンに深く根ざしています。特に彼が手掛けた楽曲は、語り継がれるものが多く、今も多くの人々に愛されています。その松本隆の特別番組『作詞家・松本隆 ことばの冒険』が、BS日テレにて放送されることが決まりました。この番組では、松本のヒットメーカーとしての顔だけでなく、その言葉への強いこだわりも掘り下げていきます。

様々なアーティストとの交流



番組では、松本隆の日常にスポットを当て、最近の彼に密着する様子が描かれます。70代に突入した松本は、初めてTBSラジオのレギュラー番組『松本隆 風街ラヂオ』のパーソナリティとしての役割を担っています。ここには、彼が多くの詞を提供した近藤真彦がゲストとして登場し、デビュー曲『スニーカーぶる~す』の歌詞を受け取った時の感慨深いエピソードが披露されます。

さらに、デビュー40周年を迎えた斉藤由貴のコンサートでは、松本が手掛けた名曲『卒業』を斉藤が歌い上げます。客席から松本をサプライズで紹介され、温かい拍手が送られるシーンは、彼の作品が今もなお愛されつづけている証です。

名曲誕生の秘話



松本隆の初の大ヒット曲は、太田裕美の『木綿のハンカチーフ』です。この楽曲は、彼と作曲家・筒美京平との出会いから生まれました。都会と田舎の遠距離恋愛を描いたこの曲には、実際のモデルが存在し、番組ではその男性が語る名曲誕生の裏話が紹介されるとのこと。

また、松本が誇るアルバム『ALONG VACATION』の内容についても触れられます。彼自身が「40年以上売れ続けているアルバム」と述べるその中の曲『君は天然色』には、松本の悲しい思いが込められています。

これからの貪欲な挑戦



20年近く音楽界で常に最前線を走った松本隆は、過去に「このままでは自分が壊れてしまう」と感じ、第一線から身を引く決断をしました。彼は、クラシックや日本の和楽などの古典に興味を持ち、その中でも新たな表現を模索しています。その考えは、彼のルーツである1970年結成の伝説のバンド“はっぴいえんど”の時代にまで遡ります。

1997年、松本は再びヒットメーカーとしての舞台に戻ります。「自分に賞味期限が残っているのか」と感じるプレッシャーの中でも、彼が紡いだ言葉はキャリア最大のヒットとなります。その後も、松本はアイドルのみならず、ダークな女性像を描くことにも挑戦し、今や70歳となったクミコがその名曲をカバーするスタジオに密着します。

結びに



松本隆は、ただの作詞家ではなく、言葉で新しい冒険を常に求め続けています。世代を越えて愛されるその理由が、次第に明らかになる本番組『作詞家・松本隆 ことばの冒険』。番組のナビゲーターは、阿川佐和子さんが担当し、彼との交流が25年以上続いていることから、深い理解を持った対話が展開されることでしょう。アルバムや楽曲のリストも発表されており、松本の多彩な音楽の世界に触れられる貴重な機会です。

この特別番組への期待が高まりますが、松本隆が生み出した音楽の影響を感じることができるでしょう。ぜひ、多くの方々に観ていただきたいです。


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