ブライアン新世界が新曲『カッシーニ』をセルフカバーリリース！

ブライアン新世界が新たな旅に誘う「カッシーニ」

ブライアン新世界が2025年7月16日(水)に、新曲「カッシーニ」を配信リリースしました。この楽曲は、彼がRyan.B名義で書き下ろしたアイドルグループPIGGSの同名曲を自身の声でセルフカバーしたものです。歌詞のテーマは、子供の頃に抱いた夢と現実との乖離を描き出し、焦燥感と希望を日々の中で拾い集める過程を、土星探査機“カッシーニ”の旅に重ねています。

様々な音楽の要素を取り入れた新たな表現

この曲のサウンドは、QUEENの「RADIO GAGA」やKANの「愛は勝つ」などの名曲をベースに、1980年代のポップスやニューウェーブのエッセンスを巧みに織り交ぜています。PIGGSによるオリジナル楽曲の衝動的なバンドサウンドとは異なり、セルフカバーでは音の重なりや間合いにより深みを持たせつつ、新たな表情を見せています。

ブライアン新世界は、コメントの中で「子供の頃の夢とどう折り合いをつけるか悩む年頃で、色んな人に追い抜かれたり、焦りを感じたりすることもある」と述べています。しかし同時に、彼は「希望を持って探し続けた」と語り、土星探査機のカッシーニの冒険になぞらえた音楽づくりの姿勢を示しています。

ブライアン新世界の音楽の軌跡

音楽プロデューサー、シンガーソングライター、キーボディストとしても知られるブライアン新世界。中でも元BiSのプー・ルイが率いるアイドルグループPIGGSのプロデューサーとしての役割は特に注目され、2023年にはメジャーデビューも果たしました。これまで、彼はOKAMOTO’Sのサポートメンバーとしても活動し、自身の楽曲制作やプロデュースにおいても多岐にわたってスキルを発揮しています。

彼の音楽キャリアは2008年に始まり、2019年には映画『HELLO WORLD』の劇伴音楽も手がけるなど、広範なタッチを持っています。さらに、2020年には発声障害が発覚しましたが、リハビリをしながら音楽活動を続けることを決意。今後の音楽活動への期待感が高まります。

「カッシーニ」の魅力を体感

「カッシーニ」は、深い音楽的素養を持つブライアン新世界の新たな挑戦を印象づける一曲です。音楽の中で不安や焦りを抱えながらも、勇気を持って日々を生きる人々にとって、心に響く応援歌といえるでしょう。この新曲が、聴く人にとっての支えとなることを願っています。そして、彼の音楽の旅はまだまだ続きます。ぜひ「カッシーニ」をお聴き逃しなく！