物流DXの加速へ
2026-04-09 16:03:12

スパイスファクトリーがインフォポートを完全子会社化し物流DXを加速

物流業界の未来を見据えた戦略的な一手



2026年3月18日、スパイスファクトリー株式会社(以下、スパイスファクトリー)が運送管理システム(TMS)および倉庫管理システム(WMS)を開発するインフォポート株式会社を完全子会社化した。この連携により、両社は物流DX(デジタル・トランスフォーメーション)の推進において新たな局面を迎えることとなる。

新たな経営体制の構築



スパイスファクトリーがインフォポートを傘下に置くことで、従来の受託開発から自社プロダクトの所有と発展へとシフトし、事業基盤の革新を自ら推進する力を身に着ける。これにより、スパイスファクトリーは「プロダクトオーナー」として、現場での実務に基づいた継続的な改善が可能になる。

更に、小島寛人がインフォポートの代表取締役に就任し、スパイスファクトリーの取締役CSOである流郷綾乃も取締役に任命される。これにより、経営陣は一層の強化が図られ、社内での情報流通と意思決定の迅速化が期待される。

厳しい物流業界の現状



物流業界は、2024年問題と称される人手不足や今後数年内に国内輸送能力が約34%不足する懸念といった厳しい状況に直面している。従来の受託支援だけでは業務基盤の根本的な改革に限界があり、そのためにも自社の製品を核とした体制が求められていた。

インフォポートの既存の製品群、特に「INFOシリーズ」は、運送業務の効率化に貢献してきた実績を持つ。個々のシステムが、配車や在庫の管理を中心とした物流現場での業務を支える重要な要素として機能する。

DXによる業務の変革



スパイスファクトリーは、UI/UXデザインや生成AIの技術を駆使し、現場のニーズに応えるプロダクトの開発を進める。物流を支えるプロフェッショナルたちの負担を軽減し、利便性を向上させることが目標となる。これにより「荷物が届く当たり前」を次世代へとつなぐためのインフラ整備を進める。

未来に向けたビジョン



小島氏は新たな経営体制下での抱負を述べており、「構造的な転換点を迎える物流業界で、当社は現場に根を持ち続ける」と強調。企業の成長と持続的な社会インフラの構築に向けて、スパイスファクトリーは全力で取り組む意向を示す。

インフォポートの役割



インフォポートは、これまで約20年にわたり物流業界に密着したサービスを提供してきた。今回の子会社化を通じて、その経験とノウハウをスパイスファクトリーの技術と結集し、それぞれの強みを活かした新たな価値の創出が期待される。

このたびの連携により、物流業界のデジタル化が進むことで、ドライバーや倉庫スタッフの負担を軽減し、効率的な運用が実現されることが望まれる。

スパイスファクトリーとインフォポートの力強い協業は、物流業界の課題に真摯に向き合い、持続可能な社会の実現に寄与する。双方ともに、業界の未来を切り開くために邁進する姿勢を示している。


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