日本のアート教育と環境意識をつなぐ「ポケモンと考える展」が開催
多摩美術大学が2025年の春、東京ミッドタウン内の「多摩美術大学 TUB」で「ポケモンと考える アート・環境教育展 3」を開催します。この展覧会は、ポケモンをテーマにしたアートと環境教育を一緒に学ぶ貴重な機会を提供するものとなっています。
展示の見どころ
開催期間は2025年3月27日(木)から4月6日(日)までで、3月31日(月)には休館日が設定されています。展示される作品は、プロダクトデザイン専攻の学生たちが日常的な材料を用いて制作した70体以上のポケモンの彫刻です。タイトルは「POKÉMON UPCYCLE SCULPTURE」で、昨年の展示に続くもので、今年はさらに多くのポケモンが見ることができます。特に、人気キャラクターのピカチュウやリザードン、イーブイに加え、新たにオーガポンやゾロア、レジギガスなどの新作も展示されます。
これらの作品は、工夫を凝らして作り出す楽しさを伝え、環境問題への意識も高める内容になっています。地球温暖化など環境の変化にも焦点を当てたデザインとリサーチ情報も見ることができます。
ワークショップも開催
さらに、会期中には「君だけのモンスターボールをつくろう」というワークショップも実施されます。このイベントは、小学生とその保護者のペアが参加できるもので、特に親子で楽しむことができる内容です。具体的には、2025年の3月29日(土)と4月6日(日)の2日間で、各日3回のセッションが設けられており、各セッションには15組が参加可能です。参加費は無料で、事前申し込みが必要です。
参加者は、自分の好きなポケモンをイメージしながら個性的なモンスターボールを作り上げることができます。また、こどもたちが考えるピカチュウを身の回りの素材で作る方法についても、WEBサイトで公開される予定です。
多摩美術大学 TUB について
多摩美術大学 TUBは、2021年4月に東京ミッドタウン・デザインハブ内に開所され、デザインやアートの創造性を社会とつなぐ場として機能しています。この場所では、学生や社会人を含む幅広い層に向けた様々なアートやデザインのプログラムが提供されており、オープンイノベーションを通じて新たな価値が創出されています。
まとめ
この「ポケモンと考える アート・環境教育展 3」は、ただのアート展ではなく、環境問題とアート教育を結びつけた意義深いイベントです。多摩美術大学の学生たちのクリエイティビティを感じながら、家族みんなで楽しむことのできる体験を通じて、子どもたちに環境意識を育む機会を提供する素晴らしい試みです。ぜひこの春、訪れてみてはいかがでしょうか。詳しい情報は多摩美術大学の公式ウェブサイトで確認できます。