日本ストライカーが新たに医療機器を発売
日本ストライカー株式会社は、2026年7月15日より「再製造心腔内超音波カテーテルS」の販売を開始することを発表しました。この新製品は、単回使用の医療機器を再製造して提供する、いわゆるR-SUD(再製造単回使用医療機器)の一環です。
R-SUDとは?
R-SUDは、使用済みの単回使用医療機器を適切に収集し、再検査、分解、洗浄、部品交換、再組立て、滅菌などを経て再利用可能な状態にする技術を指します。この取り組みにより、医療廃棄物を大幅に削減し、持続可能な医療現場を実現することが可能になります。
心腔内超音波カテーテルの特長
新たに発売される「再製造心腔内超音波カテーテルS」は、主に頻脈性不整脈の診断・治療に使用されます。その先端に位置する超音波トランスデューサは、心腔内からリアルタイムで心臓や大血管の解剖学的な構造と機能を画像化することができます。これにより医師は、より正確な診断と治療が可能となります。
さらに、このカテーテルは他の医療機器の画像上表示も行えます。位置情報を3Dマッピングシステムと連携させて表示することができ、手術効率の向上にも寄与します。
医療コストの削減
再製造心腔内超音波カテーテルの導入により、医療機関では医療廃棄物の削減だけでなく、医療機器に関連するコストを抑えることも期待されます。また、医療現場でのR-SUDに対する理解も深まりつつあり、大学病院や公立病院を中心に普及が進んでいます。
2024年度の診療報酬改定においては、R-SUD使用促進のための新たな加算が設けられ、特定の手術においてR-SUDを使用した場合、使用点数の10%が追加されることになります。これにより、より多くの医療機関がR-SUDを導入することが期待されています。
アメリカ市場と日本の未来
アメリカでは、2023年のR-SUD市場が約6億8,810万米ドルに達すると予測されています。これに伴い、今後もさらなる市場拡大が見込まれています。日本でも、医療分野の様々な課題に対するソリューションとして、R-SUDへの期待は高まっている状況にあります。
日本ストライカーは、医療機器業界のリーディングカンパニーとして、引き続きR-SUDの普及に努め、患者と医療従事者の負担軽減に貢献していく考えです。医療現場において革新をもたらすこの新製品の導入により、これまで以上に質の高い医療が実現されることを期待しています。
日本ストライカー株式会社について
スライカーは、米国・ミシガン州に本社を置き、医療テクノロジー分野でリーダーシップを発揮している企業です。幅広い医療機器やサービスを提供し、全世界で1億5千万人以上の患者に貢献しています。詳細は、
公式ウェブサイトをご覧ください。