読売旅行がJATA SDGsアワードで文化部門優秀賞を受賞
2023年7月2日、読売旅行が第4回『JATA SDGsアワード』の文化部門で優秀賞を受賞することが発表されました。この賞は、日本旅行業協会(JATA)が主催し、旅行業界における持続可能な開発目標(SDGs)への取り組みを評価するものです。読売旅行の受賞は、彼らの独自の文化体験提供に対する高い評価を反映しています。
持続可能な文化体験の拡充
読売旅行が注目されたのは、同社の訪日外国人向けの金継ぎ体験の取り組みです。金継ぎは、壊れた陶器や器を金や漆で修復する日本の伝統技法です。この新しい販路により、2024年には訪日外国人に向けた金継ぎ体験の提供を開始し、初年度には40名のお客様を迎えました。その後の進展として、2025年には欧米や豪州から432名の参加者を迎え、前年比1080%という驚異的な成長を達成しました。これには、他言語対応の積極的な取り組みも大きく寄与しています。
読売旅行は金継ぎ体験だけでなく、金箔貼りや蒔絵体験といった他の日本文化体験も提供することで、参加者により多様な文化体験の機会を提供しています。体験で使用する器は、廃棄予定のものを再利用したり、参加者自身が持ち込んだ割れた器を活用することができます。これにより、環境への配慮も発揮されています。
SDGsへの具体的な貢献
武藤株式会社(日本橋夢東)との提携を通じて、読売旅行はSDGsの達成に向けた具体的な取り組みも行っています。
- - 質の高い教育をみんなに(SDG4): 日本の文化や伝統技術を参加者に直接体験してもらうことで、教育的価値を高めています。
- - 住み続けられるまちづくりを(SDG11): 地域の若い職人や芸術家を支援し、技術向上のための共同展を開催することで、地元の活性化に貢献しています。
- - つくる責任つかう責任(SDG12): 廃棄予定の陶磁器を取り入れた体験を提供することで、資源の有効活用を推進しています。
今後の展望
読売旅行は、金継ぎにとどまらず、日本文化の魅力を伝えるためのさらなる取り組みを計画しています。茶道、空手、書道といった他の文化体験に対する商品造成を進めており、これらをインバウンド向けに展開することで、国際交流を促進することが目標です。文化と持続可能性が融合するこのプロジェクトは、今後も多くの人々に新しい発見と体験を提供することでしょう。歴史と現代が交錯する日本文化の深い魅力を、ぜひ一緒に体験してみてはいかがでしょうか。