太田市「第九」コンサート
2025-03-19 11:23:42

群馬県太田市で華やかに祝う「第九コンサート」成功の軌跡

大盛況を収めた群馬県太田市の「第九コンサート」



2025年3月9日、群馬県太田市のオープンハウスアリーナで開催された「第九コンサート」が大盛況を収め、参加者や観客の歓喜の歌声が響き渡りました。このコンサートは、太田市が20周年を迎える記念イベントとして企画されたもので、旧太田市と尾島町、新田町、藪塚本町が合併してからの歴史を祝うものです。

目標は3000人!全国から集まった2200人の合唱団



「3000人の合唱」を目指して参加者を全国から募集したこのプロジェクト。当初、地方都市での開催は無謀だと言われていましたが、予想を裏切る形で多くの参加者が集まり、音楽の力で地域が一つになりました。コンサート当日は、北海道から九州まで幅広い世代の2200人が会場を埋め尽くし、その規模は全国でもトップクラス。このイベントはサントリーの1万人の「第九」や国技館の5000人の「第九」に次ぐ注目のステージとなりました。

群馬交響楽団の指揮するライブパフォーマンス



コンサートを指揮したのは、関西フィルハーモニー管弦楽団の首席指揮者、藤岡幸夫さん。何度も「第九」を指揮してきた経験を持つ藤岡さんは、この特別なコンサートが実現するか半信半疑だったといいます。しかし、事前の練習会を通じて参加者の歌唱力を感じ、その自信で本番を迎えました。この日の演奏は「人間くさい」音楽として、プロのソリストたちとともに見事なハーモニーを生み出しました。参加者たちのエネルギーがアリーナ全体に広がり、感動的なフィナーレを迎えました。

記念式典とコンサートで地域の未来を誓う



午後1時30分、太田市の20周年記念式典が行われ、市長の挨拶や功労者への感謝状贈呈が行われました。4600人もの来場者が集まったこのイベントでは、式典とコンサートを通じて、地域の発展に向けた未来への誓いが交わされました。終演後には、地元の学生たちがメッセージ付きのランタンを送り出し、感動の余韻を現しました。

文化の力を利用した地域の絆の強化



「第九コンサート」は単なる音楽イベントではなく、地域の文化を振興し、関係人口の拡大にもつながる重要な機会となりました。清水市長も、次回の開催に向けた意欲的な発言をし、さらなる文化の発展が期待されています。昨年6月から始まった練習会では、数百人の参加者が集まり、音楽の楽しさを共有してきました。遠方からの参加者も動画視聴でつながりを保ちながら、地域との交流を楽しんでいました。

コンサートの模様がFMで放送される



当日のコンサートは、地元のコミュニティ放送「エフエム太郎」にて放送予定です。インターネットからも視聴可能で、全国の皆さんにその感動的な様子をお届けします。放送は、令和7年3月20日の午後2時から約30分間。その後、午後7時から再放送も予定されています。

この「第九コンサート」は、太田市の20周年を大いに祝福し、音楽を通じた地域の連帯を深める貴重な経験となりました。今後の次回開催が待たれるところです。


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