唐津南高校の百花蜜
2026-06-07 10:46:14

唐津南高校生が手がける「百花蜜」採蜜プロジェクトの魅力とは

唐津南高校生が手がける「百花蜜」採蜜プロジェクトの魅力とは



佐賀県唐津市の相知町横枕では、自然の恵みを生かす取り組みが進行中です。2026年6月6日に行われた「唐津ミツバチプロジェクト」では、地域住民と唐津南高校の食品流通科の生徒が協力し、ニホンミツバチの採蜜作業を行いました。このプロジェクトは、環境省から認定を受けた自然共生サイトである横枕の拠点を利用し、地域資源や持続可能な里山の価値について学ぶ機会を提供しています。

百花蜜の収穫



この日は、ニホンミツバチが集めた様々な花の蜜からできた「百花蜜」が約2kg収穫されました。参加者たちは、巣箱から取り出した巣板を手にしながら、この黄金色の甘蜜を楽しみました。地元の人々や新たに参加した高校1年生、さらには福岡から訪れた家族とも協力し、和気あいあいとした雰囲気の中、作業が進められました。

「百花蜜」は、地域の花々の香りや味わいを詰め込んでおり、一つ一つの瓶に物語があるといえるでしょう。収穫作業では、参加者が自ら手を動かして蜜を搾るところに、協働の意義が色濃く表れています。これこそが、時代を超えて受け継がれる地域の伝統行事としての可能性を秘めているのかもしれません。

環境教育の一環として



「唐津ミツバチプロジェクト」は、2024年から始まったプロジェクトで、地域に根ざした持続可能な発展を目指しています。環境保全や教育に貢献するこの取り組みは、2027年に横浜で開催される国際園芸博覧会「GREEN×EXPO 2027」にも参加することが決まっており、全国の取り組みと共に発信されます。このような環境教育モデルは、全国の他の地域とも連携し、強固なネットワークを構築しています。

地域資源と持続可能な未来へ



ニホンミツバチの養蜂は、地域に根付いた活動であり、その価値は単なる量に留まりません。物語性や地域性を大切にし、「横枕の百花蜜」はふるさと納税の返礼品としても提供されています。限られた量であるからこそ、その価値はより一層際立つのです。

「新しく参加した生徒や福岡から来た家族が地元の住民と一緒に作業している姿を見て、本当に嬉しかったです。ここで採れる蜜には、他にはない特別な味わいと物語があります」と語るのは、NPO法人唐津Farm&Foodの副理事である小嶋宏明氏。

結びに



唐津南高校生たちによる「唐津ミツバチプロジェクト」は、地域資源を大切にしながら、持続可能な未来を切り開く珍しい取り組みです。地元の生態系や文化を次世代へと引き継ぎ、豊かな未来を築くために、このプロジェクトがどのように成長していくのか、今後がとても楽しみです。


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