WHI Holdingsの新機能「AIインサイト」が人的資本課題を解決
株式会社WHI Holdingsが新たな機能「AIインサイト」を自社の「COMPANY Talent Management」シリーズに追加したことが発表されました。この機能は、AIを活用して人的資本に関連する複数の指標を分析し、企業が抱えるさまざまな課題を特定することを目的としています。具体的には、賃金差異や管理職比率、採用定着率といった指標を横断的に分析し、その相関関係を明らかにすることで、効果的な改善策を提案します。
背景と開発の目的
2023年より、日本の上場企業は人的資本に関する情報開示が義務付けられました。この新しい規制により、企業は単なる数値開示から一歩進んで、データを読み解き自社の状況に即した戦略を練ることが求められています。つまり、単なる数字の羅列ではなく、そこから浮かび上がる「ストーリー」が重要視されるわけです。
しかし、多くの企業は膨大なデータを扱う中で、「どの指標に注目すべきか?」「どのように解釈し、具体的な施策に落とし込むか?」など、分析過程において多くの課題を抱えています。
このような背景を受けて、WHI HoldingsはAIを活用して人事データの多面的な分析を実現する「AIインサイト」を開発しました。
AIインサイトの主な特長
1. 直観的なデータ分析
AIインサイトでは、ダッシュボード上で様々な人事データが見える化され、生成AIがそれを解析します。給与や勤怠、異動、研修に関する500種類以上の指標から必要なデータを自由に選択可能で、これにより手間をかけずに多角的な人事分析が実現します。AIを利用することで、優先的に解決すべき人事課題や注目すべき指標の変化を探り出します。
2. 客観的な分析と具体的なアクション
AIインサイトでは、厚生労働省などの公的機関から得られたデータを参照しながら客観的な分析を行います。自社の人事制度に関する情報を参照させることも可能で、一般的な正論にとどまらない、リアリティのある改善策につなげることが支援されます。
3. 高度なセキュリティ
人事データは非常にセンシティブな情報ですので、AIを用いる際には強固なセキュリティとプライバシー保護が不可欠です。「AIインサイト」は、個人を特定したり評価したりするような出力を排除する厳格なガードレールを設けているため、安全にAI機能を利用することができます。
組織の未来を切り開く「COMPANY」シリーズ
WHI Holdingsは、人的資本経営において非常に重要な役割を果たす「COMPANY Talent Management」シリーズを展開しています。このシリーズは、日本法人特有のニーズに最適化されており、タレントの可視化や評価、育成、配置、要員計画などの機能を幅広く提供しています。
また、HR特化型の生成AIを搭載し、現場の従業員から経営層までが迷わず利用できるユーザーインターフェースを通じて、組織の意思決定と個人の成長の両方を加速させることを目指しています。
WHI Holdingsについて
WHI Holdingsは「人に真価を。」を企業ビジョンに掲げ、全ての人がその真の価値を発揮できる社会の実現を目指しています。2020年から「HCM Full Suite」構想を進め、統合人事システム「COMPANY」を中心に、多様なサービスの開発・提供を行っています。
こうした取り組みを通じて、WHI Holdingsは今後も企業が抱える様々な課題の解決を支援し、業界全体の進化に寄与していくことでしょう。