名流舞踊の祭典、60年の集大成
日本舞踊の伝統を感じさせる名流舞踊大会が、今年で60回目の節目を迎えます。1965年から続いているこの公演は、日本舞踊の魅力を多くの人々に届けてきました。今回は若手からベテランまで、流派を超えた舞踊家たちが集結し、豪華絢爛な舞台を披露します。特に注目すべきは、三代目 若柳吉三次の出演です。
三代目 若柳吉三次の特別出演
昨年10月に三代目を襲名した若柳吉三次は、舞台において特別な演出を行います。彼が最後の公演で踊るのは、長唄『島の千歳』。この演目は、初代若柳吉三次が振り付けたもので、紋付き袴姿で舞われた伝統的な踊りです。今回はその振りを基に、白拍子のいで立ちで華やかに舞い上がります。
『島の千歳』は平安時代末期から鎌倉時代にかけての白拍子の伝統を継承した舞踊で、その起源は巫女舞にあるとも言われています。その作品の中で、千歳は朝日が昇る和田津海に浮かぶ蓬莱山を背景に、祝いの今様を歌っています。今様は歌舞を生業とする白拍子が歌う曲で、曲調は七五調が特徴です。
歴史を感じるエピソード
歴史上、白拍子は貴族の屋敷に出入りする機会が多かったため、様々な見識を持つ女性たちが多く存在しました。平清盛の愛妾である祇王や、源義経の愛妾となった静御前など、白拍子たちも多くの物語を背負って舞台を彩ってきました。今回の舞踏大会では、そんな歴史を感じさせながら、若柳吉三次がその伝統を繋げていく姿を目にすることができます。
イベント詳細
推薦名流舞踊大会の概要は次の通りです。
- - 名称: 第60回記念推薦名流舞踊大会
- - 主催: 東京新聞
- - 日時: 令和8年9月5日(土)13:00開演(昼夜通し公演)
- - 場所: 浅草公会堂
- - 料金: 前売券7,000円、当日券7,500円(全席自由)
特に、三代目 若柳吉三次の出演は20時過ぎの大トリとして行われるため、早めの来場をお勧めします。
詳しいチケット情報や申し込みは
こちらから確認できます。
若柳吉三次のプロフィール
三代目 若柳吉三次(幸若知加子)は、幸若舞の継承者であり、清和天皇の子孫でもあります。幼少より家族から直接受けた指導を元に、日本舞踊家としてのキャリアを積んできました。彼の舞は、日本書紀を題材とした作品や、古典的なストーリーを舞うことで、多くの人に愛されています。
羽田空港国際線ターミナルの大型ビジョンでも、彼の作品が上映されており、その活動は多岐にわたります。彼がいかにして日本舞踊を後世に伝えていくのか、その真摯な姿勢と情熱は、多くのファンを惹きつけてやみません。
詳しくは、
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