栃木県で進化する再生可能エネルギーと農業の共生
栃木県において、脱炭素社会の構築に取り組む株式会社UPDATERが、TBSグリーントランスフォーメーション(TBSGX)と共に新たな発電所をプロデュースします。このプロジェクトは、地域社会の課題を解決することを目的とした「ストーリー性のある発電所」として位置づけられており、2026年秋の稼働を予定しています。
 発電所の基本情報
新しい発電所は、栃木県の塩谷町とさくら市の2カ所に設置されます。両施設とも、営農型太陽光発電(ソーラーシェアリング)を採用し、主に米や小麦を栽培します。
  - 所在地:栃木県塩谷郡塩谷町大字飯岡字前沢753番  
  - 発電出力:114.835kW(ソーラーシェアリング、非FIT)  
  - 年間発電量(想定):約123,912kWh/年  
  - 特徴:地元農業法人が所有する農地に位置し、有機農法への転換を支援。
  - 所在地:栃木県さくら市穂積字五器師1111-1ほか  
  - 発電出力:114.835kW(同上)  
  - 年間発電量(想定):約123,976kWh/年  
  - 特徴:耕作放棄地を再生し、地域共生型の営農モデルを実現。
 UPDATERの役割
UPDATERは、発電所の企画、建設計画、工事会社の選定、そして運営管理に至るまでのすべてのプロセスを一括して担当します。また、発電した電力はPPA(電力販売契約)を通じて、TBSグループの企業にも供給され、再生可能エネルギーの自社消費を実施することで、同社の「2030年 スコープ1+2温室効果ガス排出ゼロ」の目標に貢献します。
 地域との共生を目指して
UPDATERが目指す「ストーリー性のある発電所」とは、単なる発電を超えて、地域の課題解決に寄与するものです。農業の担い手不足や耕作放棄地の再生、有機農法の促進に貢献し、環境負荷を軽減しつつ地域経済の活性化を図ります。これにより、地域の農業と持続可能なエネルギーが共生するモデルを確立することを目指しています。
 今後の展開
UPDATERは、お客様のニーズに応じた社会的価値の高い発電所を“注文住宅のように”組成することにも取り組み、さらなる発展を目指します。既に同様のプロジェクトが受注されており、これからも技術力と事業ノウハウを駆使して、収益性も兼ね備えた発電所をプロデュースしていく方針です。
 会社紹介
株式会社UPDATERは、2021年に「みんな電力」から社名を変更し、社会課題解決に取り組む企業です。透明性の高いサービスを提供し、様々な脱炭素関連事業に取り組んでいます。今後も地域社会と共生しながら、持続可能な未来の実現に向けて邁進していきます。
 
 
 
