緑の丘のキャンパス
2025-02-03 09:24:06

愛知学院大学の新キャンパスが地域をつなぐ緑の広場に!

愛知学院大学の新キャンパスが地域を支える「緑の丘」



愛知県名古屋市に新たに誕生した愛知学院大学末盛キャンパス歯学部臨床教育研究棟が、地域とのつながりを大切にした設計で「愛知まちなみ建築賞」を受賞しました。この賞は、地域に積極的に貢献し、良好なまちなみを形成する建築物を表彰するもので、今回の受賞はキャンパスにとって大きな栄誉です。

キャンパスの設計者の思い


設計を担当した久米設計のコメントによれば、この施設は愛知学院大学の教育理念をもとに、地域社会との関わり方を重視して設計されました。「行学一体」と「報恩感謝」という建学の精神を体現し、大学だけでなく地域住民にも愛されるスペースを提供することが目的とされています。

新校舎内には広々とした「緑の丘のキャンパス広場」があり、これは地域住民が自由に利用できる公開空地です。学生と地域住民が交流する場となっており、実際に広場を利用する人々が集まって活気ある景観を生み出しています。

計画の概要と特長


愛知学院大学末盛キャンパスは、地上6階、地下1階、延床面積8,898.74㎡という広大な施設です。この新しい教育研究棟は、附属病院と連携し、質の高い臨床教育を実施することを目的に新設されました。周囲は中低層の住宅群に囲まれており、急な起伏のある地形を最大限に活かした設計が行われています。

特筆すべきは、このキャンパスが提供する「アクティブ・ラーニングスポット」です。これらの学びの場は、学生同士が互いに刺激し合う場となっており、地域と大学の機能が自然に連続するように設計されています。その結果、キャンパス内外で生まれる活動風景が立体的に連携し、教育環境を豊かにしています。

交流の場としての役割


さらに、このキャンパス内には月見坂テラスというカフェ・食堂もあり、地域住民にも開放されています。この場所は、学生と地域住民が気軽に集まり、コミュニケーションを楽しむための重要な役割を担っています。緑に囲まれた丘の広場での交流は、地域社会に潤いを提供するだけでなく、心温まる体験をもたらしています。

まとめ


愛知学院大学末盛キャンパスは、その緑豊かな環境と地域との思いを反映した設計によって、多くの人々に愛される成長可能な場となっています。今後も地域と密な関係を築きながら、質の高い教育を提供する大学としての位置を確立していくことでしょう。
このキャンパスの設立とその成果は、建築界でも評価されるものであり、私たちが地域とつながる新しい形を提案しています。


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